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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 被害の貴ノ岩、週刊誌が撮った“今”
週刊誌スクープ大賞

「頭に包帯なく、柔和な表情で……」暴行被害で雲隠れの大相撲・貴ノ岩、週刊誌が撮った“現在”

 11位は、山口組の機関紙『山口組新報』に掲載された、組員たちの川柳。意外に自虐的なものが多い。

「指一本 スマホと俺をつかう妻」

「俺は内 豆を撒きたい鬼嫁に」

「正月は 子供見るたび財布泣く」

「加齢です 医師の所見の的確さ」

「酒飲んで 出るのは愚痴と腹ばかり」

「深刻は 情報漏れより尿の漏れ」

 ヤクザも人の子、我々と変わらない。悩みは妻と高齢化だ。

 さて、不倫疑惑を報道された山尾志桜里議員の、当選後の行動は不可解というしかない。

 不倫相手といわれる倉持麟太郎弁護士を、山尾は「政策顧問」として起用することを発表した。これに対して「今回、早すぎる行動をしたのはどうなのかねという思いがある」と反発した地元の後援会長が辞任したのである。

 神奈川新聞(11月7日付)のインタビューの中で山尾は、文春をはじめとしたマスコミに対して「むき出しの好奇心になど屈しない」と語っている。

 その心意気を私は買うが、倉持をそばに置くことで、メディアのむき出しの好奇心に火をつけることになったのは感心しない。

 今回文春は、倉持弁護士の奥さんの母親にインタビューしている。聞けば奥さんは脳梗塞で療養中だという。彼女は文春に対して、「まだ定期的な検査が続いている状態なので体が心配で。もう仕事が出来ないかもしれないですし、精神的にも思い悩むこともあるでしょうから、本当に心配なんです」。

 今回のことはマスコミを通じて知るだけだという。倉持の方から今後のことについての相談はあるのかと聞くと、「いまは大変な状況なので、何事も(進まない)みたいな状況ではあります。私の気持ちとしては、娘の命さえ無事であればと思っています」。

 私の友人のフリーライターは、妻子と離婚した直後に、脳梗塞で倒れてしまった。二度目だったから、術後は思わしくないが、この病気にはストレスが一番いけないのだ。

 今のような状態は病床の妻へ強いストレスを与え続けていることになる。そのことを、倉持はもちろん、山尾も考え、分別のある行動をとるべきではないのか。

 さて、西内まりや(23)という女優がいるそうだ。その西内が、「もう我慢できない!」と、所属事務所へ飛び込んで、ライジングプロ関連会社の社長である春日隆にビンタを食らわせたという。

 西内は、ファッション誌のカリスマで、日本レコード大賞の最優秀新人賞を受賞している。

 今年はフジテレビの月9枠で連ドラ主演を果たしたそうだ。視聴率はさんざんだったそうだが。

 彼女は去年暮れあたりから過呼吸状態になることがあり、主演ドラマの撮影中にも体調不良を理由に、撮影をストップしたことが何度かあったという。

 事務所側は、彼女を心配して8月には彼女の希望通り、米国留学を許可し、その間も毎月200万の給料を払っていたそうだ。

 このゴタゴタの結果、ライジング側は、来年4月以降の契約更新をしない旨を、西内側に通告したそうである。

 どちらがどうだというつもりはない。西内は、芸能界で働くには神経が繊細過ぎたのではないか。

 これを機に、結婚、引退したほうがいいと思うのだが。

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