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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 被害の貴ノ岩、週刊誌が撮った“今”
週刊誌スクープ大賞

「頭に包帯なく、柔和な表情で……」暴行被害で雲隠れの大相撲・貴ノ岩、週刊誌が撮った“現在”

 現代が、兜町で話題の予言レポートを入手したことを「スクープ」と謳って巻頭でやっているが、これは新潮ですでにやっているのだから、二番煎じと謳うべきであろう。

 新潮のほうを紹介する。マネックス証券の松本大社長が記者会見して、「2019年3月末までに日経平均株価が3万円に達する」とぶち上げた。

 その根拠は、選挙で自民党が大勝したから、黒田日銀総裁の続投か、替わってもその路線を引き継ぐ。年金積立金の半分が株で運用されているから、株価の上昇は必須。国民みんなが「株価が高いことはいいことだ」と思うようになる等々だ。

 しかし、素朴な疑問だが、株でメシを食っている株屋のトップが、株が上がるというのを真に受けていいのだろうか。予測が失敗したら、どう責任を取るのだろう。

 競馬の予想屋だって、たびたび当たらなければ人は来なくなって、競馬場からいなくなる。松本という御仁は、予想が当たらなければ全財産を養護施設へでも寄付するのだろうか。腹でも掻っ捌いて果てるのだろうか。そうした覚悟を見せてもらわなければ、信用する気にはなれない。

 今週は現代が値上がりに積極的だが、今までとは反対に、ポストは弱気である。

「永遠に右肩上がりの相場はない。『引き際』はいつなのか」とリードに書いている。

 このように週替わりで、強気と弱気が交互するのでは、読者は混乱するばかりだと思うのだが。

「暴落は米国から起きる」「カギは外国人投資家たちの『売り』」「黒田退任なら『売り』」「来夏までに内閣『不支持率上昇』なら暴落」。先ほどもいったが、値上がりの前提が崩れれば、当然ながら株は値下がりする。

 何度もいうが、不安材料の最大のものは「安倍首相」なのだ。口から出まかせのご都合主義なやりかたは、早晩、国民から見限られるに違いない。

 後で触れるが、自民党内からも、小泉進次郎をはじめ、安倍批判をする者が続々と出てきている。

 北朝鮮も、中国の特使を受け入れ、日本の頭越しに米朝会談が行われるかもしれない。国難だから解散という前提が崩れ、安倍は世界の中で唯一の孤児になる。

 トランプなんぞを信用して、取り入ったのがバカだったという批判が大波のように押し寄せ、安倍政権は崩壊するに違いない、と思う。

 お次はポストの、病気は遺伝するかという特集。

 がんは遺伝するか? ハゲは? 生活習慣病は?

 がんは、親から受け継ぐ遺伝要因は5%程度だという。だが、がんの5%を占める「遺伝性大腸がん」は、遺伝子を受け継いでいると80歳までに82%が大腸がんに罹るという。乳がんや前立腺がんも遺伝性が強いという。

 逆に、肺がん、胃がん、肝がんは遺伝リスクが少ないそうだ。

 また死因の上位を占める脳卒中(脳梗塞、脳内出血、くも膜下出血)や心筋梗塞は、親が脳卒中になった家庭では、その子供も発症する確率は高くなるという。

 その他、遺伝との関係が高いのは、緑内障、認知症、不眠症、虫歯などがあるそうだ。

 高血圧、糖尿病も遺伝するといわれるそうである。

 今は数万円で簡単に遺伝子検査が受けられる。そんなことは知りたくないと思うか、自分の遺伝子を知って対策を若いうちからとるか、選択する時代になることは間違いない。

 さあ、貴方ならどうする?

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