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日刊サイゾー トップ > エンタメ > お笑い  > 品川祐“嫌われキャラ”はビジネス!?

品川祐の“嫌われキャラ”はビジネスの領域!? 「嫌われてることは俺の生命線」告白の真意とは

Amazon『品川祐・27 時間トークライブ5 06:30 ~ 08:30 [DVD]』(よしもとアール・アンド・シー)より

 これは、営業妨害になるのだろうか? “芸能界一の嫌われ者”の名を欲しいままにしている品川庄司・品川祐だが、実のところ、現在の彼を嫌う視聴者がそれほど多いとは思えない。

 かつてと比べ、丸くなったこともあるだろう。「昔の俺はスタッフに対する態度が最悪だった」とは最近の彼による発言だが、過去の自分を客観視できる視野も持っている。また、昨今頻発している“炎上”のターゲットに品川が選ばれることはあまりなく、世間から攻撃の対象になっている芸能人は他に多数いる。

 

■芸能界で成し遂げた、数々の“発明”をアピールする品川

 

 11月6日深夜放送『オー!! マイ神様!!』(TBS系)にゲスト出演した品川。「ゲストが、尊敬し愛してやまない“マイ神”の魅力を伝える」がコンセプトの同番組だが、品川は「凄いことやってるのに認められない」不遇な人生にシンパシーを感じ、“マイ神”として平賀源内を挙げている。

 平賀源内がやってきたことは、言うまでもなく凄い。例えば、7年の歳月をかけてエレキテル(静電気発生装置)を発明したことは有名だ。しかし、静電気が小さく“パチッ”と鳴るだけのこの装置に対し、当時の大衆のリアクションは微々たるものだったそう。

 他にも、源内の功績は多い。彼は温度計も発明しているのだが、「温度なんて肌でわかる」と感じた当時の庶民から好評を得ることはできなかった。

 コンパスとライターも源内による発明だが、時代が早すぎた。江戸の世にコンパスなど必要ないし、当時の庶民は煙草を吸える機会自体があまりなかった。また、彼は秩父の鉱山開発にも関わっている。金脈を発見した源内であったが、失敗を恐れた周囲は全く協力せず、工事は中止に。結果、彼は「山師(ペテン師)」と呼ばれてしまうのだが、源内の死から約150年後、そこは月産2万トンの大鉱山であることが判明する。

 このような平賀源内の不遇を、品川は自分と重ね合わせる。そして今回、彼は芸能界で成し遂げるも世に認知されていない“発明”の数々を自ら列挙している。

●「ひな壇芸人」を発明したのは品川

『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の加地倫三プロデューサーに「『ひな壇芸人』という企画をやってください」と直談判し、それを機会に世に広まっていった。

●芸人がクイズ番組で頑張っちゃう!

「僕みたいなアホが『メチャメチャ勉強してきたんですよ!』って、そんなダサいことする奴はいなかったんですよ」(品川)
 しかし、クイズ番組でマジに頑張る姿は他の芸人に伝播。その後、クワバタオハラの小原正子が同様の姿勢でクイズ番組に臨む姿を品川は目撃している。

●ブサイクなのにナルシスト!

 NON STYLEの井上裕介やトレンディエンジェルの斎藤司のような“ブサイクがカッコつけるスタイル”の元祖は自分だと品川はアピールしている。

「漫才で、坊主の僕が出てきて『品川です!』ってポーズ付けて『カッコよくねえよ!』とツッコまれるツカミのネタがあったんですよ。これを最初にやったのは俺」(品川)

 なんだかんだで多才だと世から評価されている品川。映画監督、役者、ブロガー、料理本出版といった側面がフィーチャーされがちだが、それ以外にも功績はあると自ら宣言した形だ。

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