加藤浩次、『めちゃイケ』終了で司会者一直線! その中でも唯一、芸人魂を見せる『スッキリ』での「大喜利」力
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どうしてあのタレントは人気なのか? なぜ、あんなにテレビに出ているのか? その理由を、業界目線でズバッと斬る「ズバッと芸能人」。
今回は極楽とんぼ・加藤浩次を取り上げる。11日、『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)でナインティナイン・岡村隆史が、メンバーに来年3月の番組終了を告げた。
そのとき涙を見せたのは、たんぽぽ・川村エミコ、それに釣られて泣いた同じくたんぽぽ・白鳥久美子、そしてこの加藤の3人だけだった。ただ彼の場合は正確に言えば目を潤ませる程度だったが、ほかのオリジナルメンバーが一様に驚くだけだったことを考えれば、番組に対する愛着は他のメンバーよりあるのだと感じた。と同時に、不祥事を起こして以来、番組から遠ざかっている相方・山本圭壱を本格復帰させてやれないまま終わることへの悔恨の意味もあったろう。
だが、『めちゃイケ』後が不安視されている多くのメンバーと違い、彼の仕事は、至って安泰だ。テレビ・ラジオ合わせてレギュラー6本。その中で『スーパーサッカー』(TBS系)は彼が司会を担当し始めてから16年目、『がっちりマンデー!!』(同)は13年目、朝の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)も11年目と、いずれも安定した人気を誇っている。
このように、今や「司会者」といった印象が強い加藤。『めちゃイケ』が終わった後は、さらにそのイメージが強くなると思われるが、唯一彼が「芸人」としての片鱗を見せる瞬間がある。それが『スッキリ』での「クイズッス」だ。毎朝ほぼ9時45分から始まるこのコーナー、スタジオのサブコン(サブコントロールルームの略で、映像や音声、照明の切り替えや調整を行う副調整室のこと)から芸能ニュースにまつわるクイズを出題する「謎の男」のほうが有名だが、実はそれに対する加藤の回答も、また秀逸なものがある。クイズが出されるのは、正確には朝10時前後だ。
そこで今回は、加藤の大喜利回答を振り返っていきたい。笑いを書き起こすことほど寒いものはないが、お許しいただきたい。
2013年1月22日、この日のゲストは、当時人気絶頂だった芹那。舌たらずな声で、「わたくし芹那は、芸能人がよくやる、あることをやらないんです。そのあることとはなんでしょう?」というクイズを出したが、それに対し加藤は「枕営業じゃない?」と真顔で回答。謎の男が慌てて火消しに入り「もちろんやっておりません!」と否定し、「彼ったらユニークなんだから」と笑わせる雰囲気に強引に持っていった。ちなみに答えは「変装」。
16年7月15日、ダレノガレ明美からのクイズ。「ダメ男と付き合っていたことで、できるようになったこととは?」。それに対する加藤の答えは、「所得隠しでしょ」。正解は「携帯電話の削除メールを復活すること」だった。
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