三四郎の「じゃないほう芸人」相田周二が覚醒の時を迎えた!? 彼の“オラオラ”な素顔はバラエティで通用するか?
#お笑い #三四郎
昨今、“じゃないほう芸人”の活躍がめざましい。この状況って、バブルなのか? いや、違う。“じゃないほう”を務める側だって、香ばしい魅力を備えているケースは数多い。我々が、それに気付いただけの話だろう。
例を挙げると、「バイきんぐ」の西村瑞樹、「ハライチ」の岩井勇気、「トレンディエンジェル」のたかしといった面々の際立った個性は、すでに世に認知されかけている。
そして、覚醒の時を迎えた新たな“じゃないほう芸人”がついに出現した。
■出待ちのファンに1時間半オラつき続ける、意外な相田
11月4日深夜に放送された『ゴッドタン』(テレビ東京系)で行われた「コンビ愛確かめ選手権」に出演したのは、NON STYLE、三四郎、さらば青春の光の3組。
この企画は、NON STYLEの井上裕介、三四郎の相田周二、さらば青春の光の東ブクロが、番組が用意したアンケートに事前に回答。その答えを、各コンビの相方が「アイツならこう答えるはず」と予想する、という趣旨である。
今回もさまざまなアンケートクイズが出題されているが、その中で注目すべきは「最近の悩みは?」という質問に答える三四郎の相田だ。
三四郎の小宮浩信が予想した相方・相田の回答は「出待ち対応がオラオラという事がバレた」というものであった。
実は相田、ファンに対する態度が“オラオラ”しているらしい。クイズというテイを取っているが、小宮が相方の意外な素顔を暴露したという格好である。
これは、興味深い。控えめに見える相田は、出待ちのファンに向かってどう“オラオラ”しているのだろう? その辺り、小宮が具体的に報告してくれている。
「『おい、お前。なんで、こないだ来なかったんだよ』って。ファンが『ごめんなさい。ちょっと、仕事で……』って言うと『仕事と俺ら、どっちが大事なんだよ』って(笑)」(小宮)
相田の態度を密告するのは、小宮だけじゃない。さらば青春の光・森田哲矢も口を開いた。
「ファンとしゃべってる時間がめっちゃ長いんですよ。『メシ行こう、森田』って言われて、先に居酒屋に行って待ってるのに1時間半くらい来ないんですよ。何時間、オラオラやってんねん!」(森田)
しかし、彼は粗暴なだけじゃない。オラオラしながら、相田はきめ細かいのだ。
小宮「ライブ会場出る辺りからオラついてるんですよ。オラつくのが早い! ファンと会ってからオラつけよと思って」
相田「いや、ライブ会場出た時はファンに見られてるから!」
ONとOFFの境目をファンに目撃させないために、こういう態度を取っている。相田はただイキってるだけじゃなかった。彼は、どうやら策士だ。
加えて、相田には言い分はある。“オラオラ”を貫く理由を、彼はこう明かした。
「“オラオラ”で(ファンを)繋ぎとめてるんだから、良くないですか? それを欲しがってるファンもいますから!」(相田)
このような関係性で繋がるファンとタレントは、たしかに昔から存在する。演者のぶっきらぼうな態度にときめくファンも、中にはいるだろう。特殊なタイプのホストが得意とするやり口の一つだ。
ただ、こういう手法を実行しているのが相田という現実が、どうにも意外だった。
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