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日刊サイゾー トップ > エンタメ > お笑い  > インパルス板倉が「第2の又吉」に

インパルス・堤下敦の“活動休止”で、相方・板倉俊之が「第2の又吉直樹」になる!?

インパルス・板倉俊之

 お笑いコンビ・インパルスの堤下敦が、10月27日に停車中の清掃車両に後ろから衝突する事故を起こした。堤下は6月にもスーパー銭湯で睡眠薬を飲み、意識がもうろうとした状態で車を運転し、電柱への衝突事故を起こしている。立て続けの事故で、自己管理の甘さを指摘する声も多い。

「これ以前にも堤下は、泥酔状態でネット配信を行い、電話で参加した一般人女性と口論を繰り広げ『ケンカしてぇのかコラ』『お前よりバカじゃねえよ、バカ』といった暴言を吐くなど、その言動に批判が集まってきました。もともと仕事は減っていましたが、不祥事の連続により、さらに厳しい状況に追い込まれるのは間違いないでしょう」(業界関係者)

 堤下の事故を受けて、相方である板倉俊之は、イベント会場において謝罪を行い、所属のよしもとクリエイティブ・エージェンシーは、堤下の謹慎処分を発表した。ただ、謹慎が解けてもインパルスは活動休止、もしくは実質解散状態へ追い込まれることは必至であろう。そこで板倉に期待されるのが、作家業での活躍だ。

「インパルスのネタ作りは、すべて板倉が担当しています。キャラクターや設定を作り込んだシチュエーションコントに定評があり、板倉独自のヒネった視点も高い評価を得ているため、構成作家としての活躍が期待されますね。さらに、小説執筆も行っており『トリガー』『蟻地獄』の2冊を上梓しています。版元はコアな読者の多いリトルモアです。さらに『ガンダムエース』(KADOKAWA)においてガンダム小説を連載するなど、オタク的な要素もある。引き出しの多さは作家として活躍する上で重要です。コンビとしての仕事がセーブされることによって、ある程度の時間も確保できるでしょうから、今後は文章仕事も期待できるかもしれません」(同)

 期せずして第二の又吉直樹が、吉本から誕生するかもしれない。
(文=平田宏利)

最終更新:2017/11/03 06:00
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