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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > “姫”の登場で面白みがアップ!

イケメンの乳首に興奮するおばさんたちに辟易も“爆笑ヨーグルト姫”の登場で面白みが増す『監獄のお姫さま』第3話

 また、吾郎の乳首が立ってることに気づいたカヨたちが大興奮するシーンが今回ありましたが、まるで下ネタに食いつく男子中学生のようなノリは見ていて辟易するものがありました。それと、終始怒鳴りっぱなしというキャラ設定のふたばが、回を重ねるごとに鬱陶しさが増して仕方ありません。

 その一方で、今回から登場した新人刑務官・高山沙也香役を演じる大幡しえりのやる気はあるけど空回りしてしまう感じは、演技なのか素のキャラクターなのか定かではありませんが独特の存在感を発揮していて面白かったと思います。また、今回からしのぶが本格的に登場したことでミステリー要素が加わりドラマとしては面白みが増してきた印象を受けました。

 それだけに今回、プロ野球・日本シリーズの中継延長のためスタート時間が1時間半以上も遅れてしまい、視聴率がガタ落ちしてしまったのは残念でした。同ドラマは、現在と吾郎による6年前の殺人事件の回想、6年前の女子刑務所など、年月や場所を行き来してのシーン転換が複雑に入り組んでストーリーが展開されるため、1話でも見逃すと話の流れについていけなくなる可能性が高いのです。

 一応、TBSオンデマンドで次回放送日まで無料配信しているのですが、そこまでして視聴する人がいるかどうか……。不運としか言いようがありませんが、次回からはしのぶだけでなくカヨや他の女囚たちのキャラも掘り下げられていく展開になるということで、楽しみに待ちたいと思います。
(文=大羽鴨乃)

最終更新:2017/11/01 20:00
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