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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 暴露番組『女ウラミ飯』がキツい

「昨日の彼女は今日の敵」か!? 元カノが元カレとの思い出や夜の生活を暴露する料理番組『女ウラミ飯』がキツい

■夜の生活がどうだったかを元カノに暴露されるお笑い芸人

 翌週12日に放送された第2回の女性ゲストは、宮崎宣子(元日本テレビアナウンサー)、わたなべるんるん(お笑い芸人)、真麻(袴田吉彦の浮気相手)の3人。なんとも、クセのある人選ではないか。

 ここでフィーチャーしたいのは、女ピン芸人のわたなべるんるんである。彼女の元カレは「TエンジェルのTさん」。一応、イニシャルにしているものの、羽織っているエプロンの名札には「たかし」の3文字が記されている。たしかに彼女、今までにたかしとの諸々を他番組で何度か公開しており、元カレに半ば容認されていると言えるかもしれない。

 それにしても、明かされるエピソードがしんどい。

「初めてのキスは、私の家。動画とか撮っておけばよかったなーって思いました」

「(初めての夜は)結構、早く終わった」

「Tさんが運良く下着を置いてってくれたんですよ。それをまだジップロックに入れて、私は取っておいてあります」

 佐藤に関しても渡辺に関しても、元カレはお笑い芸人だ。なので、シャレで済む範囲内かもしれない。

 しかし、第1回に出演したたんぽぽ川村が明かしたのは、一般企業社長との交際エピソードである。第2回に出演した宮崎アナは、元夫である会社員男性との夫婦生活を打ち明けている。芸能界にいるわけでもないのに、たまったものではないな……。

 恋愛中ともなれば、とても他者には打ち明けられない秘密を共有する仲になるだろう。彼氏と彼女は、ある種の共犯関係だ。それを暴露される恥ずかしさと言ったら、筆舌に尽くしがたい。

 しかしこの番組では、元カノが率先して過去を暴露しにかかる。「昨日の敵は今日の友」という言葉があるが、「昨日の彼女は今日の敵」とでも言うべきか?

 コンセプトが危険極まりない番組だが、『女ウラミ飯』公式Twitterアカウントは「再び放送出来るよう、精進致します!」とつぶやいており、どうやら第3回放送に関しては未定のよう。

 もしも次回放送があるならば、なんだかんだでまた観たい。世の野次馬根性を下品なまでにくすぐりにかかる番組である。
(文=寺西ジャジューカ)

最終更新:2017/11/02 20:00
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