おばさん女優たちの座談会と化すも、爆笑ヨーグルト姫の登場に期待! 『監獄のお姫さま』第2話
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人気脚本家・宮藤官九郎作品にお馴染みのスタッフ&キャストが集結したドラマ『監獄のお姫さま』(TBS系)の第2話が24日に放送され、平均視聴率9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回と変わらずの結果となりました。
その前回、EDOミルク社・社長の板橋吾郎(伊勢谷友介)を誘拐することに成功した馬場カヨ(小泉今日子)、大門洋子(坂井真紀)、足立明美(森下愛子)、勝田千夏(菅野美穂)、若井ふたば(満島ひかり)の5人。その犯罪の背景には、6年前に吾郎に二股をかけられ、その浮気相手だった横田ユキ(雛形あきこ)の殺害に関わった罪で捕まってしまった江戸川しのぶ(夏帆)の冤罪を晴らすという目的があったのです。
今回は6年前に遡り、浮気した夫を刺した罪で懲役5年の実刑判決を受けたカヨが、しのぶとの出会いの場『自立と再生の女子刑務所』に入所したところからスタートしました。
洋子や明美と同じ雑居房に収監されたカヨは、カリスマ経済アナリストの千夏が脱税の罪で収監されていることを知り、心を躍らせます。というのも、銀行でキャリアウーマンとして鳴らしたカヨは、著作のすべてを読破するほど千夏のファンだからなのです。そしてある日の休み時間、運動場で千夏の姿を見つけたカヨはその想いをぶつけるのでした。
しかし、これが千夏の気分を害してしまうことに。その日からカヨは雑居房内で嫌がらせのターゲットにされてしまうのです。洋子や明美たちは、千夏にSNS上で悪評を書かれることを恐れてその指示にしたがっているのですが、そのことに気づいたカヨは刑務官のふたばに千夏と十種競技で勝負させてくれと直訴。その勝負を通じてカヨが、千夏や雑居房のメンバーたちと打ち解けたところで今回は終了となりました。
ドタバタ犯罪コメディーだった前回から一転、今回は女子刑務所が舞台になったのですが、そのテイストはどこか今年4月期に放送された剛力彩芽・主演ドラマ『女囚セブン』(テレビ朝日系)を思わせるところがありました。同ドラマも雑居房内の女囚たちをコメディータッチで描いたものだったのですが、こちらは出演者にトリンドル玲奈や橋本マナミ、安達祐実など華やかなキャストが顔を揃えていました。その一方、『監獄のお姫さま』は50代の小泉今日子と森下愛子がナチュラルメイクで登場とビジュアル面で劣ることは否めません。菅野美穂にしてもうっすらメイク&緑の囚人服という姿で初登場した際には、一瞬誰だかわからないほど地味でした。
見た目で負ける分、経験豊富な演技面で勝ったかと思うとそうでもありませんでした。小泉は終始声が小さいため台詞が聞き取りづらく、森下は同局で放送された『池袋ウエストゲートパーク』や『木更津キャッツアイ』(ともにTBS系)など他の宮藤脚本ドラマ出演時と似たような演技&キャラクターのため新鮮味が薄いのです。
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