トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > スポーツ  > 大仁田厚に聞く政治と地方と猪木

6度引退→復帰の大仁田厚に聞く「今度こそ本当に引退?」さらに、政治と地方とアントニオ猪木──

6度引退→復帰の大仁田厚に聞く「今度こそ本当に引退?」さらに、政治と地方とアントニオ猪木──の画像2

――当日、猪木さんを会場に招待するようなプランはないのですか?

大仁田 ないです! 呼んでも来ないですよ。実はあいさつに行きたくて、秘書さんを通じてアポイントを取ろうとしたんだけど、取り次いでくれなくてダメ。礼を尽くそうとしても、アポが取れない。プロレス界の首領なら、もっとドーンと構えてほしいよ。ボクは猪木さんに嫌われてる男の1人なんでしょうね。

――むしろ引退試合を電流爆破デスマッチで、という選択肢もあったと思いますが?

大仁田 もちろん。当初は旧川崎球場跡地(現・富士通スタジアム川崎)も考えたけど、あそこはもうアメフトやサッカーのスタジアムで、思い出深い川崎球場じゃないんですよ。だったら、後楽園にしようと思って。後楽園はデビューした場所だし、全日本プロレスで最初の引退式をやった場所でもあるし、思い出がいっぱい詰まってるんです。だから、最後は後楽園なんです。

――ZERO1・超花火プロレスの工藤めぐみエクスプロージョンプリンセスからは、引退試合3日後となる11月3日に川崎市スポーツ文化・総合センターで開催される「電流爆破フェスティバル」へのオファーが届きましたが、出る可能性はありますか?

大仁田 それは絶対ないです。工藤選手の気持ちはうれしいけど、それは出ません。それをやったら、10月31日のチケットを買ってくれたファンを裏切ることになる。遠方の人で、休みを取って来てくれる人もいるわけだし。その話が出て、チケット購入者からキャンセルが出たりしましたけど、それは100パーセントないです。

――引退後のプランは決まっているんですか?

大仁田 まだ決まってません。ただ1カ月は休もうと思ってます。痛めている膝、肩、右手の問題もありますし。しばらく体を休めたいですね。

――商売を始められるような考えはないですか?

大仁田 いやー、ボクは商売には向いてないですよ。じいちゃんが商売人だったけど、博打じゃないけど、相場師みたいなもんだった。

――今回こそ、本当に引退されるんですよね?

大仁田 そうだよ。もうボクの時代じゃないって! ただ、たとえば老人ホームとか慰問して、そこでリングを作って、アマチュアとしてやることはあるかもしれない。それはあくまでもボランティアであって、プロレスラーとしてではない。プロレスラーの大仁田厚は幕引きで、もう幕を開けることはないです。それからボクは「イジメ撲滅」「地方の活性化」を掲げて、全国300カ所くらい回ったんですけど、地方の活性化にはプロレスがいいって思うんですよ。地方でやると、おじいちゃん、おばあちゃん、子どもたちが来るんです。だから地域プロレスは応援したい。

1234
ページ上部へ戻る

配給映画