櫻井翔が校長に!? 斬新設定もキャラはいたって普通!『先に生まれただけの僕』第1話
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人気アイドルグループ・嵐の櫻井翔が私立高校の校長役を演じるドラマ『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)の第1話が14日に放送され、平均視聴率10.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。2ケタ台ギリギリでのスタートとなりました。
さて、まずはあらすじを少し。総合商社・樫松物産に勤める主人公・鳴海涼介(櫻井翔)は、抜群の営業スキルをもち将来を嘱望される存在でした。しかし、鳴海が忠誠を尽くしていた専務が社内政治で失脚。その結果、同商社の傘下・京明館高等学校への出向を命じられ、校長として経営再建することを託されたのでした。
いわば左遷というカタチで未経験の教育現場へと送り込まれた鳴海。手っ取り早く業績を上げて本社に戻るべく、教師たちにコスト削減を提唱するものの、35歳という若さもあり反発を食らってしまいます。それならば入学者の数を増やそうと、特進クラスの担任教師・真柴ちひろ(蒼井優)を強引に引き連れ、近辺の中学校や塾へ“営業”に出ることに。しかし、中学教諭や塾講師たちから現在44の偏差値と進学率を上げなければ人気が出ないこと、その結果を出すには3年は必要だと言われ途方に暮れてしまいます。
そんな中、真柴のクラスで男子生徒同士のケンカが勃発。鳴海も立ち合い事情を聞くと、父親がクモ膜下出血で倒れたことを秘密にしていた加瀬龍之介(佐久間悠)が、それを他の生徒にバラされたことでカッとなりケンカに発展したとのことでした。学費に不安を抱える龍之介は大学進学を諦めると言い出すのですが、これに真柴は反対。奨学金制度を利用してでも進学するように勧めます。しかし、このアドバイスに鳴海は納得がいきません。なぜなら鳴海自身、中学生の時に父親を亡くし奨学金をもらって大学に進学したものの、その返済に現在も苦しんでいるからなのです。“奨学金=借金”であることを自身が学生の時に教師から説明されず、真柴もまたそれを怠ったことが引っ掛かり、翌日の会議で問題提議することにします。
しかし、外様である鳴海の意見など誰も聞く耳を持ちません。また、良かれと思って龍之介に奨学金返済の苦しさを説明すると、「そんな怖い話、聞きたくなかった」と逃げられてしまいます。そして、それを目撃した真柴からは「現実を教えればいいってものではない」と呆れられてしまい、前途多難といったところで今回は終了となりました。
さて、感想。2000年に学校教育法施行規則が改正され、教員免許がない民間人も校長になれる仕組みが整ったため、昨今では決して珍しくなくなった民間人校長ですが、同ドラマは“アイドル・櫻井翔”が演じることや35歳という若さ、エリート商社マンという設定が放送前から話題になっていました。しかし、今回の放送を見た限りでは、その斬新な設定を生かしきれていないように思えました。
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