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日刊サイゾー トップ > エンタメ > スポーツ  > 日本サッカー協会のホーム偏重主義

「客も入らない、強化にもならない……」サポーターにも見抜かれた日本サッカー協会の“ホーム偏重主義”

 海外のアウェーで試合を開催しても、強豪国でない日本の試合に多くの入場者など見込めないし、時差のせいで日本のゴールデンタイムに試合を中継できないため、放映権料も下がってしまう。

「日本はW杯出場国の中で最弱国の1つですが、協会の予算規模は世界でもトップクラス。育成や強化にはカネが必要だし、興行的な側面を一概に否定するつもりはありませんが、目の前に迫ったW杯本番に向けての強化よりも優先させるのは本末転倒でしょう。それにホームばかりで戦っていると、日本代表の本当の実力が測りにくくなってしまうんです。観客の手前負けられないので、格下ばかりとマッチメイクしてしまいがちだし、強豪国を呼べたとしても、日本までの移動距離が長いため、相手のコンディションが整わず真剣勝負になりにくい。そんな試合ばかりに勝っても、本当の実力とは言えないですよね。日本代表に最も足りないのは、アウェーでの試合経験なんです」(同)

 サポーターは、これまでホームゲームのヌルい勝利を見せられ、“黄金の中盤”だの“ベスト8間違いなし”だのと、威勢のいい謳い文句でさんざん期待させられた揚げ句、W杯本番で惨敗を喫してしまうという醜態を幾度となく目の当たりにさせられてきた。また、今回のハイチ戦ではチケットの売れ行き不振という事態も招いており、興行ありきのマッチメイクも、実はサポーターにはすでに見透かされ始めている。W杯開催まで1年を切った今、“ホーム偏重主義”は直ちに改められるべきではないか。

最終更新:2017/10/11 20:00
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