「髪の毛を食べても、生えてこないのと同じ」──サプリ業界を揺るがす“グルコサミン神話”崩壊の衝撃
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
ところで、何度でも書くが、親子二代の由緒正しい巨人ファンだが、昨今の巨人の試合は見る気がしない。
弱いからではない。高橋由伸監督は嫌いではない。阿部が太り過ぎているからでもない。
試合運びが面白くないのだ。華のある選手が誰もいない。あれだけの金を注ぎ込んで故障ばかりする選手を拾ってくるのは、フロントがアホだからである。
こんな野球チームはもういらない。なぜ巨人解体論が出てこないのか、不思議である。
新潮によれば、このままいけば高橋も来年で首だから、次の監督を誰にするかで巨人内で動きがあるというのだ。
順当なら松井秀喜だろうが、ナベツネとそりが合わないらしい。大穴でイチローという説もあるそうだが、いくらなんでもそれはないだろう。
イチローというのは監督向きではない。私は以前からいっているが、長嶋総監督、松井監督というのが、集客力からいっても一番いいと思う。
高齢者の多くは野球少年だったのだ。長嶋に憧れたのである。懸命なリハビリに耐え、バットを構えられるまでになった長嶋は、高齢者の星である。長嶋COME BACK。いいと思うのだが。
さて、安倍首相があわてて解散したのは森友・加計学園問題から国民の目をそらすためだが、安倍は忘れたくても、国民は決して忘れない。
新潮が、森友学園の国有地売買交渉で重要な役割を果たした近畿財務局の池田靖統括国有財産管理官(当時)が、入札前の「事前協議」に参加した問題の国有地が大阪国際空港の北にあるという。
この土地を落札する予定だったのは「関西エアポート」という会社で、ここの40%の株を保有するのは「政商」といわれるオリックスの宮内義彦元会長。
問題は、最低入札価格が通常の8分の1程度だというのである。それにこの土地、実質的に「開発不能」な土地で、開発できるのは隣接した3社の会社しかないというのだ。
そんな土地をなぜ、と疑問が湧くが、新潮が取材を始めたら、当該の会社は「応札しない」ことにしたそうである。
きな臭い。だが、新潮の取材もここまで。これ以上広がるかはわからないが、こうした「不可解な国有地の払い下げ」問題は、掘ればまだまだ出てくるはずである。
週刊誌よがんばれ!
米ネバダ州ラスベガスで起きた銃乱射事件で、60人近くが死亡し、500人以上がケガをした。
犯人は自殺していて、動機などはまだはっきりしないが、この事件にイスラム国が関与していなくても、明らかなテロ事件である。
銃規制に反対のトランプ大統領は、史上最悪の銃による「虐殺」事件が起こっても、規制に関して何もいわない。
レーガンのように、自分が狙撃されなければブレイディ法(事件で半身不随になった大統領補佐官の名を付けた銃規制法)をつくることさえ考えることもないのだろう。
国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN〈アイキャン〉)がノーベル平和賞に決まった。
賞を与えた委員会は、北朝鮮危機にも言及した。唯一の被爆国である日本が核拡散に非協力的だということも付け加えた。
これに対して、安倍や菅官房長官は「無言」で答えた。恥ずかしいことである。トランプ米大統領のポチであることを世界中に知らしめてしまったのだ。
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