かつては蜜月関係も……フジテレビ『バイキング』と江角マキコが完全決別!「もう二度と触れない」
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芸能界を引退していた元女優の江角マキコが、フジテレビ系『バイキング』に抗議。結果、番組公式サイトに謝罪文が掲載された。番組関係者からは「今後、江角さん自体がNGワードみたいになりそう」という話が聞かれる。
「江角さんは引退して一般人ですから、イジった後で番組に出てきてもらうとかフォローもできないし、別番組で付き合いがある人などに仲裁してもらうこともないわけです。制作会社の上司からは『今後は一切、江角さんに関しては扱うな』と言われました」(同)
問題となったのは2月6日の番組。江角に不倫疑惑が持ち上がる中で、お相手男性の投資事業への勧誘や、男性が関与する養殖ビジネスを周囲に持ちかけていたことなどが放送された。しかし、江角の弁護士や事業の関係者から「事実と異なる」と指摘されていたという。番組側は「調査をした結果、当番組の放送内容について取材・確認が不十分であった」とした。
江角がマスコミ各社に引退を表明したのは、その約2週間前、1月23日のこと。『バイキング』は当時、この放送以前から何度も江角を取り上げており、これには「いつまで江角を引っ張るんだ」「バイキングは江角マキコに恨みでもあるの?」などの批判的な意見がネット上で多数あった。「芸能界電撃引退の江角マキコ・不倫疑惑報道の相手と事業を計画?」と題された問題の放送では、MCのタレント・坂上忍が「そもそも落書き(騒動)が始まりで、彼女はそのときにダンマリを決め込む道を選んだ」「いいことか悪いことかは別にしてしんどいだろ、その生き方は」と江角に辛辣だった。
江角は番組開始時の出演者であるから、そこは愛情表現だったかもしれないが、謝罪文の掲載は番組側とのギクシャクぶりを物語る。
「本来はそんな関係じゃなかったはずなんですけどね」と前出関係者。
というのも、江角が人気女優となったのは1998年、同局の主演ドラマ『ショムニ』が大ヒットしたからで、江角は2003年にドラマの担当ディレクターと2度目の結婚。以降もフジとの関係が深かった江角だが、14年、過去にマネジャーに命じて、タレント・長嶋一茂の自宅に「バカ息子」などと落書きをさせていたとの報道があり、大きくイメージダウン。仕事が激減している中で、ダメ押しの不倫騒動が持ち上がり、その相手が113億円もの投資詐欺事件で逮捕されていたことなども同時に報道されたことで、最終的に「引退」の選択となった。
「さすがにイメージは悪すぎでした。引退後、バイキングに再出演はどうかという案が出かけたこともありましたけど、今回の件でそれも二度とないでしょうね。名前すら言えない空気になってますから」(同)
一方、やたらと謝罪の多い情報番組として知られる『バイキング』は、つい先日も、サンドウィッチマンの伊達みきおが問題発言をして謝罪したばかり。伊達が「東北自動車道を120キロで走っていたら煽られた」と話した際、スピード違反ではないかと突っ込まれ「東北には120キロで走っていい場所がある」などと事実ではない話を言い張っていたものだった。そして10月26日の放送でも、坂上が出演者の解禁前の出演情報をしゃべってしまい、また謝罪。
「こういう出演者のNG発言は突発的でどうしようもないですけど、注意しようという空気は高まっているので、そんな中で江角さんに関しては、絶対に触らない“NGリスト入り”みたいになるようですね」と関係者は話している。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)
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