「このハゲーー!」で落選必至の豊田真由子衆院議員、タレント転身には“適性”アリ?
#政治
秘書への暴言と暴行騒動が「週刊新潮」(新潮社)に報じられた豊田真由子衆院議員が18日、約3カ月ぶりに表舞台に姿を現し、記者会見を行った。会見に先がけて『Mr.サンデー』(フジテレビ系)の取材を受け、宮根誠司の前で、涙ながらに謝罪する様子が放送された。
記者会見では「夫もハゲているので、薄毛を見下していない」といったユーモアを交えながら、記者たちの質問に答えていった。暴言音声とはまるで違う柔和な受け答えだったが、東国原英夫が「多重人格的な二面性を感じる」と述べ、千原ジュニアは「リハ(テレビ出演)をしているので、こなれている。まるで1時間37分の単独ライブ」と、真摯な謝罪会見とは受け止められなかったようだ。
騒動を受け自民党を離党した豊田議員は、無所属で議員活動を再開させたが、ここへきて解散総選挙の話が立ち上がっている。彼女の立場はどうなってしまうのか。
「衆議院が解散すれば、豊田議員は自動的に失職します。本人は議員活動の継続を望んでいますが、自民党を離党しているため無所属での出馬となります。一部では民進党から出馬の打診があったと伝えられていますが、政党への所属が得られなければ、比例代表での復活当選は望めず、小選挙区での勝利が必須となります。自民党が独自に対立候補を立てた場合には、当選の可能性は限りなく低くなるといえるでしょう」(政治記者)
そこで、豊田議員に期待されるのが「タレント転身」の道である。カンニング竹山が「キレ芸をやれる素質がある」と評するなど、個性的なキャラクターに注目が集まっている。
「もちろん最初は『このハゲーー!』『違うだろーー!』をはじめとする一連のフレーズをイジられるでしょうが、それ以外の部分においても、タレント適性はあるといえるでしょう。彼女は東大卒ですが、現在のバラエティ番組では『東大』は人気コンテンツの一つ。頭の良さを生かしクイズ番組などにひっぱりだこでしょう。元厚生官僚の肩書もありますので、専門的な分野を持ったワイドショーのコメンテーターなどのポジションも期待できます。騒動発覚時には、中高大学時代の同級生のブログでは“男漁り遍歴”が暴露されたこともあります。バブルを謳歌した世代の話も今のテレビでは受けますね。何より記者会見を淡々とこなしたことからわかる通り、物怖じしないメンタル面の強さをあわせ持っているのもタレント向きといえます」(同)
言葉は悪いが“ネタの宝庫”といえる豊田議員。彼女の新たなる進路に期待を寄せる声は多そうだ。
(文=平田宏利)
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