“パコリーヌ”山尾志桜里議員を落としたイケメン弁護士・倉持麟太郎氏の「女癖」
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
このところ航空機の「間一髪」、事故寸前という事態が多いようである。一つは今月5日のJAL機エンジン火災事故であった。午前11時過ぎに羽田空港を離陸したJAL6便が、2つある主翼エンジンの1つから出火し、約1時間後羽田に緊急着陸したのだ。
エンジン内部では、タービンにある222枚もの羽が損傷していた。
国土交通省の担当記者がこう振り返る。
「国土交通省は翌日、〈発動機の破損に準ずる事態〉として重大インシデントに認定しました。つまりは乗員・乗客約248人とともに『墜落の危機にあった』といっているに等しい」
ポストは、そうした深刻な整備不良は、中国の下請け企業に任せているからではないかと危惧している。
「とりわけ日本や米国の航空会社からの需要を取り込んで急速に規模を拡大してきたのが、中国福建省に本社を置く『TAECO社』とシンガポールの『SASCO社』という2社の整備専門会社(MRO企業)だ」
ここでは1年に1度行われる「C整備」と呼ばれる比較的軽度なメンテナンスと、もう一つは約5年に1度行う「M整備」は「飛行機の人間ドック」と呼ばれ、点検・整備は広範囲に及ぶという。
「日本航空乗員組合」の『乗員速報』(06年10月8日号)には、機体トラブルが続いたことを問題視、後の『乗員速報』では、07年だけで実に10件もの『TAECO社』がらみの不具合が発生したことが大きく取り上げられているそうである。
海外MRO企業への委託はANAでも同様に行われており、やはり整備ミスが発生している。
09年にANAで起きたトラブルは、国土交通省から異例の厳重注意が下った。同社保有の3機で、非常用酸素マスクの一部が落下しない状態のまま、2600回も飛行していたことが発覚したのである。
整備を担当したのはシンガポールの『SASCO社』。
海外MRO企業への整備委託が3割程度(16年は約5割)ある。
それに気がかりなのは、工場の整備資格を認定している国交省が「整備は各社が責任を持って行うもの」というスタンスでいることだとポストは指摘している。
「個別の機材の整備履歴を当局が把握する仕組みにはなっていません。したがって、海外の整備に伴うトラブル事例がどれだけあるかといわれても、そのような記録は持ち合わせていないのです」(航空事業安全室)
これで空の安全を守れるのか? そういいたくなるのはもっともだろう。
今週の文春と新潮の巻頭特集は、ともにタイトル倒れの感が強い。
まずは新潮から。「佳子さまお婿さん情報」というから、新潮砲が大スクープかと思って読んだら、話の中心はそこではなかった。
以前から流れているが、先日短期留学でイギリスへ旅立った佳子さんの「恋人」は、富士急行・堀内光一郎代表取締、妻は堀内詔子自民党代議士の息子・堀内基光ではないかといわれている。
申し分ない家柄で、基光も中学時代まで学習院にいて、高校から慶應に転じ、法学部を卒業後、みずほ銀行に入行している。
基光は学習院時代に眞子さんと同級生で、その縁で佳子さんと知り合ったではないかといわれているようだ。
だが、2人が交際しているという話が出たため、「基光くんの両親が当時の(林信秀)頭取に相談し、行員が1200人もいて東南アジアのハブ的な存在であるシンガポール支店へ異動させることになったと聞きました」(慶應の関係者)。
表向きは、みずほに入った慶應の同級生と交際中ということになっているという。
だが、新潮の問いかけに、母親の詔子代議士は「いや、あの~。私はないと、思って……ないです」。
父親の光一郎社長も「私が知っている限り佳子さまには一度もお目にかかったことはないし、本人もそのように言っています」と、なにやら密会がばれた芸能人か、政治家の答弁のようである。
話はここから変わる。富士急行が借りている広大な山中湖畔の土地が、原野として借りているため法外に安いが、別荘地として再評価すべきだと住民監査請求が出されている話になる。
もしそれが認められると、莫大な借地代になり、富士急行の屋台骨を揺るがしかねない。そうなると2人の交際に暗雲が立ち込めるという、風が吹けば桶屋が儲かる式の記事作りである。
アイドルをしのぐ人気のある佳子さんだから、致し方ないのかもしれないが。
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