トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 民進・山尾議員に名物編集長も激怒
週刊誌スクープ大賞

「山尾がゲス不倫。民進党死んだ!」文春砲に沈んだ民進党・山尾志桜里議員に、名物編集長も激怒!

 今週の1位は文春砲。山尾志桜里(43)がW不倫? バカヤロー! 思わずそう叫んでしまった。

 先週も触れたが、山尾とは8月4日にビジネス情報誌・エルネオスで対談をした。雑誌にはにやけた私と山尾のツーショットが載っている。

 私は、安倍首相を国会質問で追い詰めたのは山尾と自由党の森ゆうこ(彼女は次のゲスト)だと思っている。

 2人の女性が安倍首相のウソを暴き、稲田朋美、豊田真由子、今井絵理子のおバカ女たちが安倍政権を身体を張って瓦解させていったのである。安倍の提唱する「女性が活躍する社会」が皮肉な形で実現したのだ。

 中でも山尾には期待していた。対談の中で「早く山尾民進党時代が来るのを待っている」とエールを送った。

 前原誠司が代表に選ばれ、当選2回の山尾が幹事長に内定という報道に、これで民進党が変わると内心拍手したのだが、一転、代表代行に替わり、それも消えてしまった。

 その原因が、党内からの批判ではなく、今日(9月7日)発売の文春砲が山尾の不倫を報じているためだという情報がネットに流れた。

 まさかと思った。彼女は司法試験を受かり(6度落ちているが、山尾はこれは自民党の谷垣禎一と同じだといっている)、「クライアントから依頼されるのではなく、フェアな立場でものをいうのがいい」と検察官になった女性である。

 2009年に思うところあって検察官を辞し、小沢チルドレンの一人として衆院選に出馬し、当選した。その後一度落選しているが、14年の衆院選では小選挙区で辻本清美と2人だけが民主党で勝ち上がってきた。

 民主党で政調会長に抜擢され、民進党で幹事長を務めれば、次期代表候補の最有力になる。前原に近く枝野とも親しい。週刊新潮が報じているが、最近前原は小沢一郎と接近しているようだが、山尾は小沢チルドレン出身である。

 今月末から始まる臨時国会で、森ゆうこと並んでパワーアップした山尾が、加計学園問題で安倍首相を追い詰めることが期待されていただけに、残念というしかない。

 文春によれば、不倫相手は倉持不倫太郎ではなく、麟太郎弁護士で、山尾より9歳年下の34歳。

 皮肉なことに「彼の得意分野は企業コンサルタントや離婚・男女問題」(弁護士仲間)。憲法問題についても詳しいそうで、「安倍政権が目指す憲法改正や安保法案に対して批判的な立場を鮮明にしている」(永田町関係者)。

 安保問題や皇室問題で議論しているうちに山尾と意気投合したようだ。山尾はIT実業家の夫と長男がいて、倉持にも妻子がいる。

 9月2日、山尾の幹事長就任が内示された日、2人は午後8時ごろ、品川駅近くの高級ホテルに現れたという。山尾が先に来てフロントでカードキーを受け取り、足早にエレベーターホールに向かう。

 約20分後、倉持が現れる。赤ワインとビールを持って、フロントを経由せずに直接客室へ。36階のダブルルームで、そこからは東京の夜景が一望できるという。

 そこの部屋にはベッドが一つしかないと書いている。文春は後で、その部屋に入って確認したのかもしれない。

 2人がホテルをチェックインしたのは翌朝早朝だったそうだ。その前の8月31日、ホテルニューオータニで開かれた前原陣営の決起集会に出た山尾は、すぐに消えて、恵比寿のイタリアンレストランで倉持とグラスを重ね、その後、時間差を置いて、倉持が自宅とは別に借りているマンションに入り、山尾が姿を見せたのは1日の午前1時半だったという。

「本誌が確認しただけでも、代表選を挟んで、二人は週に四回逢瀬を重ねている」(文春)

 文春の直撃に山尾は、倉持弁護士とはどのような関係か? 「といわれましても……」。不倫関係にあるんじゃないですか? 「ないですけど」。「取材は事務所のほうへ」、そういって足早に去っていったという。

 倉持は、別宅のマンションに山尾氏はきたか? 「ええっとーー、ないですね。たぶん。記憶にないですね」としどろもどろ。

 SEXをしたかどうかはわからないが、公党のナンバー2になろうという人間が、ゲス不倫疑惑で文春砲に直撃されるとは、情けなくて涙が出る。こういってやれ!

「山尾がゲス不倫。民進党死んだ!」

 文春が出た夜、山尾志桜里が民進党を離党した。桜のように散り際だけは潔くということだろうか。

 だが、倉持弁護士とは男女の仲ではない、ホテルには一人で泊まったといういい訳は世間には通用しまい。

 トリプル選挙までこのままでいて、その後に議員辞職するのか。自民党の中でも「惜しい」という声が出ているようだが、私は同情しない。

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 現代から。「忍野さら Gカップ現役女子大生アイドルが本誌初登場」。その前に「2017年新宿歌舞伎町 カメラが捉えた『男と女』」がある。

「『あの大手メーカーで働いていました』これが世界に誇る受付嬢ヌードだ」。どこだか会社はわからないが小悪魔的な女性である。

 袋とじは「家族にバレないための無料エロ動画『安心安全』ガイド」と「杉本彩 25年ぶりの完全ヘアヌード」。デビュー30年になるというから、かなりのお年だろうが、写真で見る限り見事な肉体である。彼女の写真集について書かれたコラムで「ヘアヌード写真集」とつけたのが、ヘアヌードという言葉の始まりだった。

 杉本彩がいなかったらヘアヌードという言葉も生まれなかったかもしれない。懐かしい。

 ポストは気合が入っていない。「日活ロマンポルノ 濡れる名言集」「独占掲載 モザイクが取れてます」「ボディ 磯山さやか」。そして今一番気になる女性「石原さとみ 30歳の素肌」。もちろんヌードではない。彼女がヘアヌード写真集を出したら売れるだろうな。高須基仁さん、やってみませんか?

 というわけで、今週は現代のぶっちぎり、完勝だ。
(文=元木昌彦)

最終更新:2017/09/12 21:00
1234567
ページ上部へ戻る

配給映画