「マツコ、有吉、坂上に続くご意見番に」ビンタ騒動で、テレビ界が日野皓正にロックオン?
#事件
ジャズトランペット奏者の日野皓正が男子中学生を殴打したいわゆる“ビンタ騒動”。芸能界でも賛否の声が渦巻く中、その裏では別の動きが発生しそうだ。
ビンタ騒動は、先日発売された「週刊文春」(文藝春秋)および「週刊新潮」(新潮社)で報じられた。その内容は、8月20日に行われた世田谷区教育委員会主催のコンサートで、出演者の中学生がドラム演奏をやめなかったため、日野がビンタしたというもの。ネットにはその様子を収めた動画も登場し、非難の声が集まった。
この件については、爆笑問題の太田光や坂上忍が批判を述べる一方、ダウンタウンの松本人志、ヒロミ、スピードワゴンの井戸田潤からは、日野の行動に一定の理解を示す発言も登場。ネットでも、当初は日野への批判が殺到していたが、日野がビンタは行きすぎた行動だったことを認め、コンサート後に中学生が日野に謝罪していたことも判明したため、日野を擁護する声も多くなってきている。この状況を目ざとく捉えたのがテレビ界だ。テレビ関係者が語る。
「昨今のテレビ界は、炎上を恐れるあまり、番組作りが“守り”に入っていますが、一方では坂上やマツコ・デラックス、有吉弘行など、芸能人が本音でズバズバと斬る番組が人気です。梅沢富美男がバラエティ番組に引っ張りだこなのは、その象徴でしょう。日野の騒動は、当初はただの“炎上案件”でしたが、日野が会見を行って『言うことは言う』という姿勢を貫いたため、徐々に風向きも変わってきました。ご意見番としての適性は十分でしょう」
若者の中には、今回の騒動で初めて日野の名前を知ったものも多いだろうが、日野は1960年代から世界の名だたるミュージシャンとセッションを繰り返し、2004年には紫綬褒章も受章したビッグネーム。しかも、生活の拠点を米ニューヨークに移しているだけに、簡単にバラエティ番組に出るとは思えないが、それでもテレビ界が日野に注目するのには理由がある。
「近年、バラエティ界のキャスティングは“なんでもアリ”になっています。最近なら梅沢や加藤一二三、声優の金田朋子、少し前なら篠原信一、前園真聖、はいだしょうこなど、どんなジャンルの誰がブレークするのか、まったく予測がつきません。バラエティ番組のスタッフは、『誰か面白い人いない?』が口癖になっています。騒動が盛り上がっている今、バラエティ番組のスタッフが日野に目をつけてもおかしくはないでしょう」(同)
ビンタ騒動がきっかけで、日野がバラエティ番組を席巻するかも?
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