マギーのせいで……? 人気グルメ漫画『江戸前の旬』が寿司屋での“あの行為”に苦言!
#マンガ #マギー
マギーの“あの行為”が拡大して深刻問題になっていた!?
「週刊漫画ゴラク」(日本文芸社)で好評連載中の『江戸前の旬』(九十九森原作、さとう輝劇画)だが、9月1日発売号(第927話)の内容がネット上で話題を呼んでいる。
同作は1999年に連載がスタートし、単行本は既刊89巻を数える。銀座「柳寿司」三代目・柳葉旬が、寿司職人として大輪の花を咲かすべく奮闘する人気グルメ漫画だ。
今回は、出前した寿司がネタだけ食べられた状態で返却され、手つかずのシャリを見て柳寿司の面々がショックを受けるシーンからスタートする。そして、最近こうした食べ方をするのがはやっていると嘆き、その原因が、“ハーフモデルで人気タレントの子”が、昨年テレビで炭水化物抜きダイエットを理由に、お寿司のネタだけを食べたことがきっかけだと指摘するのだ。
「名前こそ出していないものの、このハーフモデルがマギーだということは間違いないでしょう。彼女は昨年4月放送の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)のコーナーで、スシローの寿司職人が握ったハマチの背身と腹身の握り2種類を試食。ところが、彼女は『私、上だけで!』と言いながら、ネタだけを食べ、シャリには一切手をつけなかった。この行為に視聴者からは『マナー違反』『職人に失礼』『ハマチの無駄死に』といった批判が連打され、炎上騒ぎとなりました」(出版関係者)
『江戸前の旬』は魚介類の知識や食文化についての情報や解説が特徴なだけに、おそらく作者はこうしたマナー違反の客が増えているという話を実際に見聞きしたのだろう。
「ネタだけを食べる人たちは、あえてシャリを残すことでダイエットを頑張っていると実感し、自己満足したり、ラーメン屋でスープを残すのと何が違うのか、といった反論をするそうです。しかし、『お寿司は寿司飯の味に合わせて寿司ダネを仕込んでいるってことがまったくわかってない』というセリフの通り、作者はこの行為が職人たちの“仕事”を侮辱していると捉えている。マギーは今作を読んで、いま一度反省したほうがよさそうです」(同)
ラストでは最初にシャリを残した客が、ネタとシャリを一緒に食べたほうがおいしいと気づいてほっこりした結末となるのだが、果たしてマギーにこうした“気づき”が訪れる日は来るのだろうか?
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