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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 現代の“朝鮮労働党幹部”発言に注目
週刊誌スクープ大賞

週刊現代がスクープした“平壌の朝鮮労働党幹部”発言に要注目!「ワシントンにブチ込めれば本望だ」

 8月15日、山梨県鳴沢村の笹川陽平日本財団会長の別荘に、安倍総理をはじめ森喜朗、小泉純一郎、麻生太郎など元総理が結集したことがメディアで報じられた。

 私などは、単なる飲み会だろうと気にもかけなかったが、週刊新潮は、支持率が急落した安倍が、在任中に支持率をアップさせた小泉の「成功体験」を拝聴するためだったと推測している。

 小泉が田中真紀子外相を更迭したことで支持率が80%から30%台まで落ちた。回復の起爆剤になったのは2002年9月の「電撃訪朝」だった。

 その時、官房副長官として同行したのが安倍であった。また官邸関係者がこういっている。

「朝鮮総連の幹部曰く、北朝鮮は3人の拉致被害者を帰す用意があるので、それで国交正常化するというのはどうか──との話が、安倍総理のもとに持ち込まれている」

 また小泉が訪朝できたのも、陽平の父親の良一が、競艇で山ほど稼いだカネを使って、北朝鮮への物資支援をしていたため、そのルートが役立ったというのである。

 そんな他愛もない話で盛り上がったというのだから、よほどこの連中ヒマと見える。

 ヒトラー好きの麻生副総理がまたまた暴言を吐いた。自派の研修会で「何百万人も殺しちゃったヒトラーは、いくら動機が正しくてもダメなんだ」と発言。あわてて取り消したが、後の祭り。

 菅官房長官は、「ご自身で説明される」と会見で冷たくいい放った。文春は麻生と菅の関係は「修復不能な断絶」があると報じているが、こんな暴言ばかりまき散らしている麻生では、安倍が菅を頼りにするのは当然だろう。

 さて、先週も現代が報じていたが、安倍の覚え愛でたかった今井直哉総理首席秘書官が、記者とのオフレコ懇談で、安倍への愚痴をこぼし、安倍はあと1年ぐらいしか持たず、その後は石破が90%、岸田が10%だと話した詳細をポストが報じている。

 そこにも麻生や菅の確執があり、ポスト安倍にも影を落としているそうだ。

 今井は自分を守ってくれない安倍に対しての恨み言を漏らしている。

「(安倍首相に)おごりが出てきたのは、総裁の任期が3期に延長が決まったところからだと思う。党内政治をうまくするだけで(総裁を)9年できるというふうになってしまった。本当に何かをやろうと思ったら、民意をしっかり問うという迫力がなければだめだ。
 私は(昨年の)1月4日に国会を召集してダブル選挙ができるようにしたし、サミット後の衆参ダブル選挙やるべきだといったし、去年の年末解散を最後まで唱えていた。党内の政治をうまくやれば(衆院の)3分の2を維持できるということでここまで来てしまった。
 このままいけば、安倍政権は来年の9月で終わりだと思う」(今井)

「麻生さんは安倍総理の退陣は近いと捕えはっきり“次”を狙っている。総裁候補に浮上した河野太郎外相に加えて、小泉進次郎の取り込みも図っており、麻生派はポスト安倍の有力候補の岸田文雄・政調会長が『麻生さんのワンポイントリリーフを支持するなら幹事長に処遇して次の次の総理・総裁の座を約束するが、総裁選に出馬するなら河野や進次郎を対抗馬に立てる』という情報流して揺さぶりに出ている」(同)

 これでは安倍の信頼の厚い菅と麻生のポスト安倍の争いは激しくならざるを得ない。私はどっちにもなってほしくはないが。

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