トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ  > 関ジャニ・丸山なぜ売れない?
ズバッと!芸能人

関ジャニ∞・丸山隆平は、なぜブレークできないのか? 不遇の歴史を徹底検証

 
 さらに丸山は、当初こそエンディングで一発ギャグをしていたのだが、お偉いさんから直々に「あれはやめたほうがいい」とアドバイスされ、封印したという。

 もし彼の魅力を1つ消してしまうのであれば、スタッフは新たに1つ足すような努力、工夫をするべきなのに、あろうことか彼の魅力を殺してしまっている。
 
 この番組では丸山のほかに小堺一機と小島瑠璃子がMCを務めているのだが、この3人の取り合わせは、見た感じは良いが、実は息が合っていない。それぞれが勝手に話している印象だ。

 また丸山は、MCとしての実力に欠ける部分もある。8月19日のオンエアで、一発屋芸人のヒロシが富士山に登り、疲れからか投げやりな中継レポートをしていたときは、丸山より小島のほうがうまくフォローしていた。

 つまり極論、丸山をメインに据えるからダメなのだ。ここは思い切って、小島・小堺というコンビを真ん中にして、3番目に丸山を置いたほうが、彼はもっと自由に立ち回れるはずだ。
 
 ちなみに『サタプラ』の最高視聴率は2015年6月27日、大山のぶ代さんの認知症について放送したときの7.3%。それ以降、7%台をマークしたことは一度もない。最高視聴率が更新されないのは「伸びしろ」がないと見なされてしまい、あまり良い状態ではない。

 そんな丸山に、俳優としての実力が試されるチャンスが再び巡ってきた。11月に、単独初主演映画『泥棒役者』が公開されるのだ。この興行成績次第では、またドラマ・映画製作者からの注目度も上がるはずだ。

 だが、この撮影に関しても、ひと悶着があった。もともと清水富美加が出演予定だったのだが、彼女の「幸福の科学」への出家騒動のあおりを受け、急きょ石橋杏奈が代役を務めることになった。

 こうして、「売れそうで売れない」「うまくいきそうでいかない」「なんだかツイてない」男・丸山隆平。だからこそファンは、彼をますます応援したくなるのだろう。とにかく目が離せない存在であることは確かだ。
(文=都築雄一郎)

「ズバッと芸能人」過去記事はこちらから

最終更新:2017/09/05 18:00
12
ページ上部へ戻る

配給映画