「ファンの方が勝手にモザイクを……」【ノーメイクス・神門実里】“顔が恥部”疑惑の真相とは!?
#声優 #小明 #声優 on FINDER! #宍戸留美
――確実にレアです! ……あ、そうだ、遅くなりましたが、これは声優さんにインタビューする連載なんですよ。このたびはテレ東の『世界の闇図鑑』にて声優デビューおめでとうございます!
神門 ありがとうございます! めちゃめちゃ緊張しました!
――神門さんは声優の他にグラフィックとCGもやったらしいですね、多才すぎませんか?
神門 なんでも屋なんです(笑)。正直、「アイドルをやりたい」「女優をやりたい」って言うより、「作品を創る」のが好きなので、そういう趣味が高じていろいろできるようになったら、「ちょっとサンプル作ってみて?」って言われて、作ってみたら「良いんじゃない? 採用!」って感じで使ってもらえて。
――すごすぎる! けど、それって声優と別でギャラはもらえるんですか?
神門 これはもらえました!
――良かった! でも本当にいろいろできると、逆に器用貧乏になってしまいますよね。
神門 そうなんですよ。また私もドジなんで、請求書とかも書くの忘れちゃうんですよねぇ。
――それだと、振り込まれなくても文句言えないね……。神門さんは、アイドルにも女優にも特別なりたいわけじゃなかったし、「声優になりたい」っていう気持ちも薄そうですね。
神門 そ・れ・が!! 実は、高校生の時に声優の養成所に通ってたんですよ!! 親に泣きながら土下座して頼んで、もちろん許してもらえないから、最終的にはブッチして自腹で通ったんです。
――でも、アニメもドラマもNHKオンリーな家庭で育った神門さんが、どうして養成所に通おうと思ったんですか?
神門 小学校から中学3年まで、ずっとボランティアをやっていたんですけど、ある年、活動の一環でバリ島に行ったんです。貧しい地域だったから、テレビもその一帯で一つしかなくて、みんなで集まって観る状態で。そこで「日本のアニメも観てるけど、日本語だからわからない。あのセリフはなんて言ってた?」って聞かれたけど、私はそのアニメを観たことがなかったから、全然説明できなったんです。それから語学の勉強も頑張ったし、「こういうアニメや芸術を通じて世界と繋がる方法もあるんだ!」って気付いて、隠れてコソコソとアニメを観るようになったんです。その流れで、高校の時に「声優になりたい」と思って養成所に入って、そこから映画にも興味を持って、映画に出たくなって、最終的に井口監督の映画に……。
――なんか美しい話からすごいところに着地している! けど、ちゃんと映画業界で働いているし、声優デビューも果たしたし、伏線を見事に回収しているのがあっぱれですね。
神門 やりたいことをやるのに、無駄なことはないんだなって思いました。声優もまたやりたいです!
――中国を征服しに行ったことも、きっと無駄ではないのでしょう。いつか本当に征服できるかもしれません。
神門 いや、するつもりでいますよ、本当に(真顔)。
――頑張ってください(真顔)。では、アイドルをやり、女優もやり、声優もやり、次は何を狙いますか?
神門 アカデミー賞を狙いたいです!
――じゃあ、まずは単体で井口映画の主役を狙いましょう!
神門 そうですね! どうしたらやれるかな?
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