NHKがホッと胸をなで下ろした!? 『24時間テレビ』の裏、高橋一生出演終了の『直虎』が奇跡の2ケタ死守!
#NHK大河 #高橋一生 #おんな城主 直虎
初の視聴率1ケタ台転落も危惧されていた27日放送のNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』第34話だが、平均視聴率は11.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、かろうじて2ケタ台を死守した。
ここ最近は11~12%台と低迷し、第31話では過去最低の10.6%を記録。27日は、日本テレビ系『24時間テレビ』のフィナーレとバッティングするため、放送前は爆死も予想されていた。
例年『24時間テレビ』のフィナーレと重なる回は、苦戦を強いられている。昨年の『真田丸』第34話は13.2%で、同ドラマ史上ワースト2位の視聴率に終わった。2015年の『花燃ゆ』第34話も9.6%と1ケタ台に転落し、同ドラマ史上ワースト3位の低視聴率を記録している。
不安要素はそれだけではなかった。主人公・井伊直虎(柴咲コウ)の幼なじみ・小野政次役で出演している高橋一生が、前週で壮絶な死を遂げ、回想シーンを除けば出番が終了したことも、“視聴者離れ”を加速させるのでは? と予想されていた。
40回目の区切りとなった今年の『24時間テレビ』は、歴代2位タイとなる平均18.6%の高視聴率をマーク。その上、チャリティマラソンランナーのブルゾンちえみがゴールした27日午後7時から8時54分の「PART10」は28.4%と非常に高い数字を記録したが、『直虎』は11.2%と踏ん張り、1ケタ台陥落を阻止。ある意味、これは快挙ともいえそうで、1ケタ台を不安視していたNHK上層部はホッと胸をなで下ろしたに違いない。
ただ、この第34話の視聴率は過去ワースト3位で、悪いことに変わりはない。これまで視聴率を支えていた高橋が今後出演しないことを考慮すると、まだまだ1ケタ台転落の危機をはらんでいるといえそうだ。
(文=田中七男)
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