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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 『ウチの夫は~』の時代錯誤ぶり

このご時勢に「男の人生はツライ」「女はラク」と言い切る錦戸亮『ウチの夫は仕事~』の時代錯誤ぶり

仕事ができないのはウエマツ

 お祭当日、クライアントが来場者に提供する飲み物「サンシャワー」が会場に届くも、ツカポンが唖然。クライアント担当者のウエマツさんは、打ち合わせで「半解凍状態でお届けします」と言っていたはずなのに、なぜか常温です。

 ツカポンの連絡を受け、慌てて会場に駆けつけるウエマツさん。自分はちゃんと手配したと言い張った上に、「夕方、うちの役員が来るんですよ、様子見に。あああ、をーーー!!」と、なんか急にぶっ壊れちゃいました。

 挙げ句、ツカポンに「この盆踊り大会の責任者ですよね? なんとかなりませんか?」「あああ、頼りにならねえな!」と吐き捨て、どこかへ走り去っていきました。ウエマツ、ヤベー。

 この理不尽な状況にツカポンがしょんぼり顔をキメていると、これまで非協力的だった町内会のおやじたちが登場。ツカポンのひたむきな姿に突き動かされたのか、飲み物を冷やすための氷やビニールプールを持ってきてくれました。

 結果、お祭は大成功し、クライアントもニンマリ。サーヤに連れられてお祭に訪れた辰男も、妻に支えられながら働くツカポンの姿に何か思うところがあったようで、子どもの名前を勝手に決めようとしたことを謝罪。みんなニコニコで、第7話は終了です。

時代錯誤なセリフを連発しちゃう勇気!

 ぬる~い話で、先週ほど面白くなかったわけですが、平和な感じがまあまあよかったです。あと、ツカポンの父親もウエマツ氏も、なかなかヤベーキャラでした。

 それより、生涯独身や兼業主婦の割合が急増し、結婚・出産してもバリバリ働くキャリア女性が増えているこのご時勢に、よくもここまで「男は社会で戦わないといけないから、ツライ」「女は結婚すれば、人生を変えられる」と言い切り、ここをフィーチャーできたもんですね……。とにかくその勇気がすごい!

 まあ、サーヤなんて、夫が仕事できないのに(本当はできてるけど)余裕で専業主婦だし、毎日デトックスウォーターをこしらえたり、ベランダで家庭菜園をしたりと、超優雅な日々を送ってますからね。そんなママ友たちの井戸端会議で「女の人生はラクチン」と話していてもおかしくはないでしょう。っていうか、お気楽主婦の会話としては結構リアルなんだと思います。はあ、うらやましい……。

 で、毎度のことながら、錦戸の演技って最高ですね。だからこそ、面白い脚本をお願いします!
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

最終更新:2017/08/26 12:00
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