唐沢寿明も遠藤憲一も断った!? 『刑事ゆがみ』浅野忠信は“真木よう子の二の舞い”を避けられるか
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10月スタートの浅野忠信主演連続ドラマ『刑事ゆがみ』(フジテレビ形)が、キャスティングに四苦八苦していたという。
同ドラマの放送枠は、真木よう子主演『セシルのもくろみ』が放送中の「木曜劇場」。原作は、「ビッグコミックオリジナル」(小学館)で連載中の同名漫画。浅野演じる弓神(ゆがみ)刑事と、神木隆之介演じる羽生刑事の“凸凹バディ”が、さまざまな事件を解決していくという。
「浅野にとって、これが民放連ドラ初主演。23日発売の『週刊文春』(文藝春秋)によれば、フジは唐沢寿明や遠藤憲一にオファーしたものの、断られたとか。誰も真木の二の舞いにはなりたくないですからね」(テレビ誌記者)
同枠といえば、昨年4月期の松下奈緒主演『早子先生、結婚するって本当ですか?』が全話平均視聴率5.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と大コケ。昨年7月期には、“高視聴率女優
”と呼ばれていた松嶋菜々子が『営業部長 吉良奈津子』で主演するも、これも全話平均7.1%と不発。
以降も、天海祐希主演『Chef~三ツ星の給食~』、香里奈主演『嫌われる勇気』、桐谷美玲主演『人は見た目が100パーセント』と立て続けに大コケし、放送中の『セシルのもくろみ』は現在、単話平均で3%台まで落ち込んでいる。
「いわゆる視聴者に見放された“死に枠”。裏番組のバラエティに負け続きなんです。『木曜劇場』ではこれまで、女優を主役にした女性向けドラマを企画し続けてきましたが、どうにも当たらない。そこで、次は思い切って中年刑事モノに路線変更したようです」(同)
この大胆な舵切りは、成功するだろうか?
「浅野は木村拓哉主演ドラマ『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)での怪演が話題になりましたから、『刑事ゆがみ』の演技が評判を呼べば、一発逆転もありえそう。ただ心配なのは、脚本。『刑事ゆがみ』は、福山雅治主演の月9『ラヴソング』や、西内まりや主演の月9『突然ですが、明日結婚します』(ともにフジテレビ系)を手掛けた脚本家が担当。どちらも脚本が酷評されていただけに、心配です」(同)
同枠を復活させるため、フジが特に力を入れているとウワサの『刑事ゆがみ』。浅野は真木の二の舞いにならずに済むだろうか?
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