「ポスト東国原・梅沢」としてメディア進出狙う舛添要一 不祥事をネタにすれば「おっさん需要」に乗れる?
#舛添要一
前東京都知事の舛添要一氏が、8月17日放送の『有吉ジャポンSP』(TBS系)に出演。都知事を辞職後、生活は一変し、月収も11万円ほどにまで落ち込んだこともあると告白した。今後はメディアへの出演を希望しているという。
政治資金の私的流用問題で都知事を辞職したにもかかわらず、久々のテレビ出演でお金に困っているアピールをした舛添氏。今後のメディアでの活躍は難しいとの声も多い。
「やはり、一連の騒動のせいで、『お金に汚い』『言い訳をする』『ずるい』などというイメージがついてしまったので、番組に出したところで、スポンサーはいい顔をしません。悪役タイプでも人気がある人もいますが、舛添さんの場合はとにかく好感度が低い。今のままでは出演したところでブレークとまではいかないでしょうね」(テレビ関係者)
元知事で現在ワイドショーのコメンテーターとして引っ張りだこなのが、元宮崎県知事の東国原英夫氏。フジテレビ系『バイキング』、CBCテレビ制作の『ゴゴスマ』(TBS系)などに連日出演し、テレビで見ない日はないほどだ。
「舛添さんは、もしかしたら東国原さんに追随したいと考えているのかもしれないですね。東国原さんが人気なのは、常に客観的な視点でニュースに対してコメントができるから。何かと“偏向報道”といわれやすい昨今、保守にも革新にも擦り寄らない冷静な発言は、ワイドショー的にもすごくありがたい。舛添さんがワイドショーに出るには、東国原さんのようにバランスのとれた冷静な発言ができるかどうかにかかっているでしょう」(同)
そして、東国原氏といえば、もともとは芸人であり、当然ながらトーク力が高い、さらには、フライデー襲撃事件や淫行騒動といった過去の不祥事も自らネタにしている。舛添氏も、政治資金問題をネタにできれば、現在のダーティーなだけのイメージを払拭し、メディアで活躍できるのだろうか?
「東国原さんも含めて、梅沢富美男さんなど、最近のテレビ業界では、“おっさん需要”が高まっている。そういう意味では、舛添さんは知名度で言えば、そここそ相当高いので、チャンスがないわけではないと思います。政治資金問題や、頭髪、離婚歴など、プライベートな部分を思い切りネタにできれば、一発逆転もあるかと思います」(同)
そもそも舛添氏は1980年代から90年代にかけて、『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日系)などの討論番組を筆頭に、多くのバラエティー番組にも頻繁に出演しており、タレントとしての資質がまったくないというわけではないだろう。身を削る覚悟さえあれば、まさかのブレークもあるかもしれない。
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