社民党・福島瑞穂氏が戦没者を“ゾンビ”に例えて大炎上! 「ゾンビのリーダーらしい発言」の声も?
終戦の日である8月15日、社民党の福島瑞穂副党首が、身元不明の戦没者の遺骨が納められている東京・千鳥ヶ淵墓苑での追悼集会で述べた内容が物議を醸している。戦没者を映画に出てくるゾンビに例えたため、不謹慎だとの批判が持ち上がっているのだ。
ただ、その福島氏は政界内の一部で「ゾンビ福島」と呼ばれているらしく、「ゾンビのリーダーらしい発言だ」と失笑する政界関係者もいる。
「比例制度で復活当選することを“ゾンビ復活”なんて揶揄するけど、福島さんの場合、社民党がどれだけ議席を減らしても、自分は比例区1位でしがみついてきたから、根っからのゾンビ議員と言われている」(同)
福島氏が問題の発言をしたのは市民団体主催の「戦争犠牲者追悼、平和を誓う8・15集会」で、「日本国民は全力で安倍(晋三)首相の憲法9条改悪と戦わなければならないのです。9条を変えようとする内閣は倒さなければならないのです」と、自民党の憲法改正案に反対する話をした後、「『ロード・オブ・ザ・リング 指輪物語』の中で、死者の人たちが地中から蘇り、力を合わせてともに戦う場面があります。私は今、その場面を想起しています。主権者である私たちは、戦争犠牲者のすべてのみなさんとともに力を合わせて9条改悪を止めたいのです」と述べた。
この、戦没者をゾンビのように例えた発言が、「安らかに眠っている方々までゾンビに例えて戦いに動員しようなんて敬意がなさすぎる」「弔意がまるで見えない。本来は鎮魂すべきところ、自分の主張に追悼の場を悪用するのか」などとネット上で批判にさらされているのだ。
中には『ロード・オブ・ザ・リング』のファンと見られる人から「作品での死者の軍勢は、王を裏切って呪われてしまった亡霊なのに」との指摘もある。映画では後に死者の軍勢が味方になって戦う名場面はあるものの、「死者の人たちが地中から蘇り」という部分は気味の悪いゾンビしか想起できず、追悼時の例えとしては不適切ともいえる。
その福島氏がひそかに「ゾンビ福島」なるニックネームを持つとは皮肉だが、この問題の前からTwitterでも福島氏について「永遠に死なないゾンビみたいだな」とか「社民党は既に死んでいる。自覚してないのは、当の本人たちだけ。そこにいるのは、ただのゾンビだ」という声はあった。
「ゾンビ議員の自覚があるから、追悼の席でもゾンビを想起しちゃったのでは。まさにゾンビのリーダーなわけだけど、戦没者を勝手に手下にしないでもらいたい」(同関係者)
なんともボロクソな言われようの福島氏だが、ゾンビに例えられているのは彼女だけではない。高須クリニックの高須克弥院長は昨年、蓮舫氏が民進党代表に就任したとき「代表になったところで、何も変わらないね。ゾンビのままだよ。もしかしたら、すでに死んでいることに気づいてないんじゃないのかな? それじゃあ、本当にゾンビだよ」とジョークを飛ばしていた。劣勢でもしぶとく頑張る議員は何かとゾンビ呼ばわりされる傾向にあるようだ。
ただ、本当にゾンビなのであれば、かみついて同類を増やすことができる。声高に主張を叫んでも大衆を“感染”させる力がないのなら、ゾンビの肩書すらも似合わなくなってしまいそうだ。少なくとも、英霊のゾンビ扱いは理解を得られそうにない。
(文=片岡亮/NEWSIDER)
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