目指すは「あいちゃん104歳」!? 父性を刺激されまくる話題の最年少アイドル・あいちゃん7さいに突撃!
#アイドル #インタビュー #北村ヂン
――その頃はアイドルというより、アーティスト的な方向性で考えていたんですか?
大隈 特にどっちと決めていたわけではないですね。その頃、ボクが小学生アイドルバンドをプロデュースしていたので、そういうアイドルのライブに行くことも多かったんです。その子たちは小学5年生だったから、最年少かなと思っていたら、共演するアイドルの子たちに小学校1年生の子がいて。アイドルが低年齢化しているんですよね。だったらもう、あいちゃんを出しちゃってもいいのかなって。その頃、ちょうど誕生日がきて4歳になったので「あいちゃん4さい」としてライブに初出演したんです。
――名前に年齢を入れたというのは、そこが売りになると思ったからですか?
大隈 それはまったく考えてなかったですね。ボク的には修行じゃないけど、舞台慣れさせようくらいの気持ちだったので。でも、いざステージに出てみたら“4歳”っていうことがすごい騒がれて。最初はみんな「あいちゃん4さい」なんてふざけた名前だなと思ってたみたいなんだけど。
――大人がネタとしてそういう芸名をつけてるんじゃないかと。
大隈 そうしたら、本物の4歳が出てきて衝撃を受けたみたいですね。「ガチの4歳出てきた」ってTwitterで騒がれていましたよ。
――ライブでは最初からちゃんと歌えていたんですか?
大隈 そうですね、意外と度胸があるんですよ。普通、4歳の子ってなかなかママから離れられないと思うので、お客さんがいっぱい待っているステージに出ていくなんてできるのかなって思っていたら、堂々と出ていって「こんにちは、あいちゃん4さいです」ってあいさつして。この調子で成長していけば、10年経っても14歳だからスゴイぞと思いました。
――14歳で芸歴10年ですからねー!
大隈 だから、長期計画で育てていこうと思っていたんですけど、思いのほか人気が出ちゃって。でも、普通のアイドルの年齢になるまでに色んな楽器をやらせて、踊りとかも本格的に踊れるようになってもらいたいんですけどね。
――芸名は、たとえば20歳になっても「あいちゃん20さい」でいくんですか?
大隈 とりあえずはこの路線で行こうと。「あいちゃん○さい」というのがブランドみたいになってるんで。あいちゃんが104歳になって「芸歴100年のあいちゃん104さいです」って言うのが夢ですね。ボクは生きていないでしょうけど(笑)。
――プロデューサーとしてのこれからの目標は?
大隈 先のことを考えないで始めちゃったんで、まだ「こういう風にやっていこう」とは考えていないですね。
――初期は「幼稚園で歌ってるんだろうな」という感じの童謡が多かったですけど、最近はボカロ曲や「ももいろクローバーZ」の曲など、難しい曲が増えていますよね。
大隈 そうですね、さすがに小学1年生になって童謡もないだろうと思って。本当はオリジナル曲をやりたいんですけど、経済的な問題で……。今は1曲、ボクが作った「ハイパーランドセル」という曲を歌っていますが、本当は著名な作曲家さんに頼みたいんですけどね。
――クラウドファンディングで支援者を募ったら、みんな親戚のおじさん気分でお金を出してくれるんじゃないですかね。
大隈 そういうこともやりたいんですけど、ボクがネットに弱くって……そういうことに詳しいスタッフが来てくれるといいんですけど。
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