2ケタキープの高畑充希『過保護のカホコ』竹内涼真の「キュン死」演出が、逆に不穏すぎる!
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遊川和彦脚本の『過保護のカホコ』(日本テレビ系)第6話が、16日に放送されました。視聴率は10.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、あいかわらず2ケタキープです。強い。
さて、公式ホームページでは、主人公カホコ(高畑充希)が「家族の問題を次々と解決していく痛快ホームドラマ」とされている同作品ですが、いよいよ不穏な空気が漂ってまいりました。ここまでも別に痛快ではなかったけど、いよいよです。というわけで、今回も振り返りです。
前回、カホコは、ずっと依存してきたママ(黒木瞳)からの自立を宣言。ママはこれを受けて、仏頂面のまま実家に帰っちゃいました。
ママがいなくなってみると、パパ(時任三郎)もカホコも朝食くらい作れるものの、油の在りかさえわかりません。洗濯機の動かし方もわからないし、掃除もできない。根本家はどんどん荒んでいきます。カホコがママに送ったメールも、一向に既読が付きません。
パパはママを連れ戻そうとママ実家に赴きますが、ママは口さえきいてくれない。「家政婦として必要ってことですか、私が」と、パパが目の前にいるのにメールで返答するのみです。
しかし、問題が勃発していたのは根本家だけではありませんでした。ママの2人の妹も、ともに夫婦生活に亀裂が入り始めていたのです。
下の妹・節ちゃん(西尾まり)は、チェリストの夢破れた娘・糸ちゃん(久保田紗友)がグレちゃったことで夫婦ゲンカに。上の妹・環ちゃん(中島ひろ子)にいたっては、「なんか悪いことが起こりそうだから、離婚したほうがよさそう」という、ワケのわからない理由で実家に戻ってきてしまいました。
そうしてママ実家では、じいじ(西岡徳馬)とばあば(三田佳子)を囲んで久しぶりに家族水入らずの晩餐となったわけですが、ちょっとした言い争いから、今度はじいじが出ていくハメに。カホコ家に身を寄せると、節ちゃんの旦那・厚司(夙川アトム)、環ちゃんの旦那・衛(佐藤二朗)、さらにはパパのほうのおじいちゃん(平泉成)まで集まっています。
パパと厚司くん、衛くんの3人は、しきりに自分たちの奥さんの愚痴を言いながら、ばあばがいかに「できた女房」であるかをじいじに説きます。そして、カホコに対しても「カホコちゃんはいい奥さんになる」「いつまでも純粋なままでいてほしい」などと勝手なことを言い出します。あげく、自分たちの奥さんに「カホコちゃんからなんとか言ってくれないかな」とまで。
カホコはこれに、ややギレしながら「奥さんと仲直りするまで、この家に来ちゃダメだから」と言い放ち、全員(平泉成以外)で今からママ実家にいくことにします。
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