『ザ・ディフェンダーズ』配信前に要チェック! NETFLIXのマーベルドラマ4選
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近年ますます活況を見せるアメコミ映画のユニバーサル化。DCもマーベルも映画・ドラマでそれぞれにユニバーサル展開しているが、やはり要注目なのはNETFLIXのマーベル・ドラマ・シリーズ。8月18日には各作品のヒーローが集結する『Marvel ザ・ディフェンダーズ』の配信もスタートする。それに先駆け、デアデビル役のチャーリー・コックスとアイアン・フィスト役のフィン・ジョーンズも来日し、放送前から大いに盛り上がっている。
見るからに仲の良さそうな雰囲気に、ドラマでのチームワークもバッチリだった様子。それぞれに強烈な個性を持つヒーローたちがどのようなタッグを組んでヴィランと対峙していくのか、そしてそのヴィランを演じるのがシガニー・ウィーバーとあって、期待は高まるばかりだ。もっとも、NETFLIXのマーベル・ユニバースは『ザ・ディフェンダーズ』単体で見るより、事前にこれまでのシリーズを見ておくのがマスト! 各作品とのつながりも時系列的に見たほうがより楽しめる作りになっているので、放送スタート順に紹介しよう。
NETFLIXが制作するマーベル・シネマティック・ユニバースに属するドラマ・シリーズ第1弾は『デアデビル』。映画のキャラクターが登場することはないが、世界観は共有しており、ニューヨーク決戦後の世界が舞台になっている。弁護士のマット・マードックは少年時代に視力を失った代わりに得た超感覚を生かし、夜は盲目のヒーローとしてヘルズ・キッチンの犯罪者たちと闘っていた。シーズン1ではヘルズ・キッチンの再開発計画を推し進める企業家ウィルソン・フィスクとの戦いを通して、マットがデアデビルとなるまでが描かれ、シーズン2では復讐に燃えるパニッシャーことフランク・キャッスルとの死闘を経て、大物麻薬ディーラーをめぐる攻防から闇の組織ヤミノテとの戦いへと発展していく。
マットの昔の恋人エレクトラの登場、謎の中国人マダム・ガオの存在、ヤミノテが探すブラックスカイとはなんなのか、そうした事柄が『ザ・ディフェンダーズ』へとつながり、さらなる広がりを見せていく。ちなみに『デアデビル』に登場する看護師のクレアは、唯一全シリーズに登場するキャラクター。クレアが各ヒーローたちとどう関わっていくようになるのかも、サイド・ストーリーとして要チェックだ。
第2弾の『ジェシカ・ジョーンズ』はマーベル・シリーズ唯一の女性ヒーロー作品だ。主人公のジェシカは驚異的な身体能力を持つ人物。かつてはその力で世界を守ろうとしていたこともあるが、ある事件がトラウマとなり、ヒーロー稼業を断念。今では私立探偵としてヘルズ・キッチンを拠点に活動していた。そんな彼女の元に、行方不明の少女探しの依頼が舞い込み、調査を進める中、事件の背後に彼女のトラウマの原因となったキルグレイブの存在が浮かび上がる。他人を意のままに操れるキルグレイブという強敵と対峙し、トラウマを克服するというのがひとつのテーマ。
クリステン・リッター演じるハードボイルドなヒロイン像は、これまでのアメコミ作品にはない新鮮さがあり、ダークだが人間ドラマとしての見どころも大きい。シリーズ第3弾の主人公ルーク・ケイジが元彼として登場したり、ジェシカに仕事を斡旋する弁護士ホガースが、後に『デアデビル』のフォギーを雇ったり、アイアン・フィストの弁護を務めることになるなど、他シリーズとのつながりも多い。ヤミノテとの直接的な関わりはなかったが、『ザ・ディフェンダーズ』では、同じヘルズ・キッチンを拠点とするマット・マードックと探偵稼業の流れで関わるようになり、ヒーローチームに参加することになる。
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