視聴率続落で2ケタ割れも、斉藤由貴の不倫騒動で面白さアップ!?『カンナさーん!』第4話
#TBS #要潤 #渡辺直美 #どらまっ子 #大羽鴨乃 #カンナさーん!
早速、麗音を連れて礼の実家にお邪魔するカンナ。柳子のネチネチとした小言にイラつきはするものの、家事や子育ての負担が減り、“楽”だと感じる。ただ、“楽しく”はない。そんな心理状態が影響したのか、提出したデザイン画に対して難波から「線が躍ってない」とボツをくらってしまいます。
難波からもう1度チャンスをもらったカンナは、徹三から「いつも自分らしくいるところ」が長所だと指摘されたことで、同居によりその“らしさ”を失っていたことに気づきます。そして、礼と柳子に「楽するより、少々辛くても楽しい方を選択したい」と申し出て同居生活を解消するのです。
自分らしさを取り戻したカンナのデザインには躍動感が蘇り、難波からOKをもらうことに成功。さらには、「君を好きになってしまいそうだ」と、ビジネスだけでなくプライベートでもパートナーになることをアプローチされたところで第4話は終了となりました。
さて、感想ですが、今回はストーリーよりも斉藤由貴が注目される回となったのではないでしょうか。というのも、前回の放送翌日に発売された「週刊文春』(文藝春秋)で不倫疑惑が報じられたからです。
報道と同日に開いた会見で不倫を否定した斉藤ですが、世間の疑惑は募るばかり。そんな中、放送された同ドラマで斉藤が演じているのは、初回から優柔不断で身勝手な姿を見せ、ゲス不倫の挙句にカンナに見放されてしまった礼の母親役。過去にも何度か不倫報道で世間を賑わせたことがある斉藤ですが、このタイミングでのスキャンダルにより、図らずも“この親にしてこの子あり”という説得性を高めることになりました。
そんな斉藤がよりにもよって今回はカンナと同居し、元・嫁いびりをするのですから、ドラマのメインターゲットである主婦層のフラストレーションはこれまで以上に溜まったのではないでしょうか。その分だけ、カンナに強く感情移入するという効果をもたらしたかもしれません。
また、カンナに同居を提案した際、率直に復縁を申し出ればいいものの、「真理に言われて(カンナへの未練に)気づいた」と、わざわざ浮気相手の名前を出し、余計な前置きをしてカンナを怒らせてしまう礼の空気の読めなさ、ゲスっぷりは相変わらず光るものがありました。
次回は、そんな礼とカンナの間に難波が割り込み、三角関係に陥るということで、どんな展開になっていくのか楽しみに放送を待ちたいと思います。
(文=大羽鴨乃)
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