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週刊誌スクープ大賞

時価総額1,000億円以上!? 「1万円札5枚を6万円で売る」フリマアプリ『メルカリ』は無事上場できるのか

 一見、業界も業種も違う会社ばかりだが、実は「すでにAI化に成功している」という共通点があるそうだ。

「無人ダンプを開発したコマツ、AIで学習する産業ロボットのファナックなどは有名ですが、実はエアコン大手のダイキン工業もAI研究で進んでいる。室内にいる人の表情や声などをAIで認識して、空調整備をするといったい技術開発を進めていて、AI人材を100人規模で採用する予定もある。リクルートHDも、AIが企業と転職希望者をマッチングさせるサービスを作るなど、日本のAI技術の先端を走る会社になっている。
 そもそも、AIの機械学習と言うのは、もともと人間の持っているノーハウがあることが前提。AIが将棋で強いのは、過去に人間が戦った棋譜が公開されていて、AIがそれを学習できるから。どんなにAIが進化しても、もともとの情報やノウハウを所有している企業は強く生き残れる。設計などの圧倒的なノウハウを持っている日揮などのプラント業界はその代表例。ゼネコンも同様で、新しい技術の導入やベンチャーとの提携にも積極的な大林組などは期待ができる」(経営コンサルタントでもある滝本哲史京都大学客員准教授)

「高得点の企業を眺めると、味の素、カルビ、キッコーマンなど食品業界の主力企業が『成長株』となっている。一見するとAIにはまったく無縁の業界に思えるが、実はそれは『誤解』である。
『食品業界では売れると思って作ったが売れずに賞味期限が切れて破棄するケースが多いが、今後はAIによる需要予測の精度が上がることで、この無駄が激減する。そうしてコストが激減するうえ、『味』というのはAI化するのが難しい分野で差別化が維持できるので、一気に有望株になる。同様に外食業界にもAIによるコスト削減メリットが生まれるため、あきんどスシローなどはすでにビッグデータの活用に乗り出している。
 AIに関する誤解はまだ多くて、壊滅的な打撃を受けるとされる銀行業界も、実はAIによって成長する可能性のほうが高い。確かに、窓口業務などはAIに代替されるので銀行員には逆風ですが、AI融資によって焦げ付きが減るなど、業界には追い風になる。
 損保にしても、自動運転で事故がなくなるのは減収要因ですが、サイバー攻撃や洪水被害などこれまではリスク管理できなかった事象について、AIでリスク計算ができるようになる。
 そうした新リスクに対応した新しい商品が生まれるという意味で、成長余地は大きい。ともに大手で動きの速い三菱UFJFG、SOMPOHDなどが有望です』(100年コンサルティング代表鈴木貴博)」(同)

 AIを自分たちの仕事を奪う存在などと消極的に考えている向きには、前向きにしてくれる好企画である。

 さて、安倍首相が支持率急落に歯止めをかけたい改造内閣が発表されたが、予想通り新味はなかった。国民がおかしいと感じている様々な疑惑に、真摯に応えようとする姿勢はみじんも感じられない。

 菅官房長官、二階幹事長を替えず、野田聖子(総務相)や河野太郎(外務大臣)を入れたぐらいでは、安倍政権の腐食の構造は変わらない。

 私は河野洋平元副総理とは付き合いが古いが、息子は父親に似ず自己顕示欲と出世志向が強いように思う。安倍にいいように使われないか心配である。

 今度の目玉は岸田文雄を政調会長に持ってきたことであろう。本人も外相が長すぎ、出身派閥からもポスト安倍を目指すなら閣外へ出ろといわれていた。

 そこで安倍は岸田を政調会長に据えて「私の次は岸田」という印象操作をし、世論をなだめようとしている。確かに岸田は安倍のような悪相ではない。ソフトな印象で女性受けはいいだろう。

 だが安倍と一蓮托生で長年やってきた男である。彼の被っている仮面の下には安倍と同じ思想が隠れているのではないか。稲田朋美前防衛相で証明されたが、安倍というのは、その人間の本質を見抜くことができない。岸田を自分の傀儡として使い、延命しようとしているのは間違いない。

 しかし、そんなことをしてまで総理の座にしがみつく安倍だが、番記者たちはそう遠くないうちに、辞める、辞めざるを得なくなると見ているようだ。

 その証拠に、この改造でも支持率は35%(朝日新聞)と変わりはない。

 辞めざるを得なくなるのは、10月の青森、愛媛の衆院ダブル補選で連敗した時、秋の臨時国会に提出する予定の改憲原案取りまとめに失敗した時、支持率が30%を切った時などなど考えられるが、11月にトランプ大統領が来日を機に、これを花道として辞めるのではないかと見る番記者もいるようだ。

 だが、破れかぶれに、年内解散に出ると見る番記者も約3割いるそうである。どちらにしても来年末には衆院議員の任期が満了になる。小池国民ファーストの会ができなくても、現状から大幅に議席を減らすことは間違いない。

 どちらにしてもこの改造が、安倍政権の終わりの始まりになる。ポスト安倍は、番記者の順位だと1位が岸田文雄、2位が石破茂、3位が麻生太郎のようだ。

 安倍首相の最近のテレビで見る表情は極めてさえない。支持率下落もあるのだろうが、私は、体調が悪い、持病が悪化していると見るが、いかがだろう。

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