時価総額1,000億円以上!? 「1万円札5枚を6万円で売る」フリマアプリ『メルカリ』は無事上場できるのか
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
お次は新潮。安倍の苦衷を知ってか知らずか“お友だち”の加計孝太郎理事長は、7月29日、学園傘下の千葉科学大の教職員らと銚子市内の小料理屋で、自分の誕生日を祝ってもらい酒を飲んでいたと新潮が報じている。
加計はその席で、「本当にひどい目に遭っているよ。なんも悪いことしてないのにさぁ」と愚痴っていたそうだ。
新潮は、酔っぱらった加計がとろんとした目をして外を覗いている(?)顔を撮り、グラビアに掲載している。見事なスクープである。
先日、新潮の編集部員と話した。最近御誌はスクープが多いねというと、このところFOCUS出身の編集長が2代続いていますからと答えた。
FOCUSが休刊したのは01年である。そのとき、かなりの人間が新潮編集部へ異動した。その人たちがFOCUS時代のノウハウを駆使して、見事な隠し撮りスクープをしているのだ。
ひどい人間がいるものだ。日本アマチュアボクシング界は不祥事が続出しているが、その背景には日本ボクシング連盟の山根明会長(77)が組織を私物化してきたことがあると、会長の元秘書で元連盟の理事、澤谷廣典(54)が文春で告発している。
縷々ひどいことが書かれているが、中でも12年、ロンドン五輪で日本勢48年ぶりとなる金メダルを獲得した村田諒太のケースである。
五輪の決勝で、村田のセコンドが山根会長の命令で突然、山根の息子に変わったというのだ。理由は息子の箔付けだったという。
村田が異を唱えたが、山根は頑として聞き入れなかった。
「決勝で金メダルを取った後、村田は『リングの横に敵がいましたよ』とボヤいていた」(澤谷)
その後メディアに引っ張りだこの村田を見て、カネが入っているのに、ワシに一銭ももってけえへんと、山根はいっていたという。
しかも村田のプロ入りに強硬に反対し、連盟は「引退勧告」を突きつけるという暴挙に出た。
仕方なく村田は謝罪し、プロ転向が認められたが、以来、アマチュアがプロに転向するには事前に連盟の承認が必要、加入したジムから「選手強化金」という名目で、移籍金を支払うことに決められたという。
私のようなボクシング好きから見ると、こんなおっさんがまだのさばってんのかである。せっかくの真っ当な格闘技が、こんな輩に食い物にされているとは、ふざけるなである。
ところで、売るためにはあらゆる努力をするのは雑誌も同じである。今週のフライデーは一足早く合併号だが、dマガジンを見ていたら、一番の売り物である「現役アイドルが美人局!『証拠SEX動画』を衝撃入手」という特集がない。
あわててコンビニに走り(すぐ隣のファミマは売り切れていて先週号しかなかったので、少し離れたセブンイレブンへ行く)、めくってみると袋とじになっていた。
いそいそとハサミで切ってみる。グラビアアイドルの部屋なのだろう、隠し撮りと見られる“淫靡”な雰囲気の写真が何枚もある。フライデーから引用しよう。
「〈モデルの◯◯が50万円〉〈アイドルの△△が100万円〉……こういった女性有名人による売春の『噂』は、芸能関係者の間で常に囁かれてきた。ただ、あくまで『噂』の域に過ぎず、これまで表沙汰になるケースはなかった。だが、これらは本当だった。しかも、行われていたのは売春だけではない。セックスの様子が密かに撮影され、その動画を元に高額のカネを支払わされる、『美人局事件』まで起きているのだ。
本誌は今回、その証拠となる一本の動画を入手した。収められているのは、現役グラビアアイドルのAがセックスに興じる姿だ。スレンダーな肢体に Gカップの巨乳で注目を集めた彼女は、これまでに数冊の写真集を出しているだけでなく、テレビドラマや映画にも出演してきた。
そんなAの相手は、IT系企業を経営する青年実業家のB氏という人物。動画の中で二人は激しく絡み合っているが、彼らは恋人同士ではなく、AはB氏からカネを受け取って肉体関係を結んだのである。
『動画が撮られたのは、3年ほど前。芸能プロ社長のCという人物の仲介で、AはB氏を紹介されました。Aは仕事の悩みを親身に聞いてくれるCに心酔していたため、売春を行い、動画盗撮に協力したんです』(Cをよく知る芸能関係者)」
このセックスシーンを撮った後、CはBに「仕事を回せ」と持ちかけ、多額のカネを支払わせたというのだ。明らかな恐喝である。
フライデーはBを直撃している。Cとは以前から知り合いだったそうで、Cから「お前グラドル好きだろう」といわれ、罠にはまったのだ。現金や、Cから仕事を持ちかけられ、合計1,000万円以上を払ったそうである。
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