時価総額1,000億円以上!? 「1万円札5枚を6万円で売る」フリマアプリ『メルカリ』は無事上場できるのか
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
「メルカリ」というIT企業がある。ネット上でフリーマーケットをしているが、2013年に設立されると一気に売り上げを伸ばし、昨年度の売り上げは約122億円、営業利益で約33億円を出したそうだ。
ここの特徴は、安全性と匿名性。売りたいものがあるとスマホで撮影して、値段と商品説明を短いメッセージにして出品するだけ。
取引が成立するとメルカリがいったん代金を預かり、出品者が品物を発送する。購入者は中身が商品説明と違わないことを確認できたら「受取評価」を投稿する。
要は中国のアリババ方式のようだ。購入者が泣き寝入りしないよう工夫しているところが受けたのであろう。
ここが上場するそうだが、新潮によれば、時価総額1,000億円以上といわれているそうだ。だが問題も多いという。
1万円札5枚を6万円で売ります(多重債務者のクレジットカードのショッピング枠を使わせるそうだ)というものから、ブルセラ愛好者向けやゲーム会社が禁止しているアカウント販売など、問題のある出品が続々と明るみに出ているという。
上場には妨げになるこうした問題商品の出品には、メルカリは目を光らし対処しているようだが、あまり厳しくするとメルカリブームを潰してしまうことになる。悩ましいようである。
アサ芸では、3分裂した山口組の全国暴力地図というのをやっている。一番3派が集まっているのは関西地区だそうだ。
「特に、大阪府内には47の直系組織が本拠地を置き、各勢力がひしめき合っている状態だ。この47のうち23が任侠団体山口組の直系組織で、組織発足後に過密さが顕著になった。地元関係者が話す。
『大阪は織田代表の本拠地ということもあって、直参の人数が多いわけや。ただ人数が多いだけやなく、織田代表との絆の強さもピカイチや。どの組織も士気が高いと言われとる』
もとより大阪は分裂以降、衝突事件が多発する激戦区であっただけに、抗争の発火点になることが懸念されていた」(アサ芸)
常に発火寸前の危機が潜んでいるのはどこも同じだ。「六代目」と「神戸」の両山口組が本部を置く兵庫県も直系組織が密集している。
過去には、神戸山口組による示威行動、神戸市内でのカーチェイス、車両特攻など事件が頻発していた。再分裂以降は大きな衝突が起きていないが、ここにきて勢力の切り崩しが表面化しているとアサ芸は報じている。
この表を見る限り、東京は六代目が2つ、神戸が1つ、任侠団体が3つと比較的勢力は落ち着いているようである。
だが、「他組織との友好関係を六代目山口組と競い合う神戸山口組。組織としての外交は行わない任侠団体山口組。三者の姿勢の違いが鮮明になっている。今後も山口組の分裂が、全国ヤクザ社会に影響与えることになるだろう。日々、『日本暴力地図』は変容しているのだ」(同)
今年から来年にかけて勢力図がガラッと変わる大抗争が起きる可能性があるのではないか。ヤクザの世界も政界も同じようである。
さて、世界陸上と男子ゴルフ選手権で眠くてたまらない。特にゴルフは松山英樹が最終日、9アンダーで大逆転し、2位に5打差をつけて優勝した。
これで初制覇を狙うメジャーの今季最終戦、全米プロ選手権(10日開幕)へ弾みがつくというものだ。
もともと最終日の松山は爆発的なゴルフをするが、この日はすごかった。しかし、日本人ゴルファーがこれほど堂々と、強いゴルフをするようになるとは、感慨無量である。
後はメジャーを勝てば、名実ともに世界の松山になる。今の松山をどう見ているのか、タイガーに聞いてみたいものだが。
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