ひふみん、梅沢富美男、出川哲朗、城島茂……芸能界に増殖する「老いドル」たち
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■梅沢富美男の「棚上げ」感
続いては梅沢富美男だ。
ひな壇の最前列、司会者の近くに座る「ご意見番」としてバラエティ番組の会議で挙がる名前といえば、これまではもっぱら、高橋英樹か中尾彬だった。
しかしここ最近、梅沢の名が急伸してきた。
人気の理由は、その「浮気過去」と「妻に頭が上がらない感じ」にある。
これは彼がよく自分で話しているが、浮気相手と沖縄へ行ったものの台風に遭い、空港で待機していた姿がテレビ中継にバッチリ映り込み、妻でフィトセラピスト(植物療法士) の池田明子さんにバレたこともあったという。
最近も、その妻の出版記念イベントに同席するなど、妻にうまく操縦されているようなところがある。
口ではエラそうなことを言っていても、その「脇の甘さ」「すき」が、視聴者にツッコミどころ、親近感を与えてくれる。
かつて有吉弘行が、「自分のことは棚に上げていろいろ言うのが毒舌タレント」と語っていたが、まさにその典型が梅沢なのである。
■老いていく過程を売りにできる城島茂
続いて、TOKIOのリーダー城島茂。
「最近、朝起きたら肋骨痛い。横になって寝ているだけなのに」(フジテレビ系『TOKIOカケル』2017年5月24日』)
「40代は7~8割が髪に不安を抱えているから。私もしっかり対策しとかんとね」(日本テレビ系『ザ!鉄腕!DASH!!』2016年10月23日)
自虐ともとれる、数々の「老い」発言。
またその『DASH』では、「城島は再びバック転できるか?」(2012年5月13日放送)という、ジャニーズタレントにとって、屈辱的な企画にも挑戦している。
こうして、老いを売りにできるジャニーズも、彼をおいてほかにいないだろう。
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