“熱盛ジャパン”稲葉篤紀の侍監督を後押し!? 『報ステ』スポーツコーナーの攻めの姿勢
#スポーツ #プロ野球 #熱血!スポーツ野郎
実際、7月17日に放送された『とんねるずのスポーツ王は俺だ!!2017夏の決戦スペシャル』(同)で、名物コーナー「リアル野球BAN」に出場した稲葉に対して、「“熱盛”見せてくださいよ」といった野次が飛び交い、試合終盤に稲葉のバットから決勝打が生まれると、『報ステ』と同じ熱盛ロゴが登場し、SNSはにぎわいを見せていた。
さて、ここから“稲葉篤紀、侍ジャパン監督就任”に話を戻そう。今回の報道を受け、「また監督経験のない人物が日本代表を率いるのか」といった批判的な声も一部からは聞こえてくる。稲葉はこれまで、『報ステ』出演を続けながら侍ジャパンの打撃コーチを務め、また、古巣であるファイターズで「スポーツ・コミュニティ・オフィサー」なる肩書でスポーツ文化振興の旗振り役を務めているが、純然たる指導経験は確かにない。
今春のWBCまで侍ジャパンを率いた小久保裕紀前監督も、同様に指導者歴がまったくない状況から代表監督に就任。結果としては目標の「世界一奪還」を果たせなかったこともあって、こうした声がやむことはないだろう。
一方で、SNSでの「熱盛ジャパン」の声を見るにつけ感じるのが、「これほど愛される代表監督は初めてなのでは」ということだ。
それもちろん、野球ファンから愛される、ということが第一義。そして、球界関係者からも稲葉に対しては否定的な声がほとんど聞こえてこない。むしろ人格者として知られ、あのイチローも「稲葉さんだから」と、かつて独占インタビューに応じたことがあった。球界から愛されている男が代表監督を務める……これほど頼もしいことはない。
実際に「熱盛ジャパン」の名称が定着することはないとは思うが、現役時代を振り返れば、「稲葉ジャンプ」の熱烈応援で、ファイターズファン以外にも広く認知され、引退する際には各球場で、敵チームのファンからも惜別の稲葉ジャンプが湧き起こったほど。侍ジャパンの試合でも「稲葉ジャンプ」が復活するとしたら、今まで以上に応援も盛り上がるのではないだろうか?
ちなみに、『報ステ』スポーツコーナーでは、この「稲葉ジャンプ」を元ネタに、稲葉が一週間で注目した選手を掘り下げる特集コーナー「週間稲葉ジャンプ」という、某少年漫画誌をモチーフにした新コーナーも今季から始まっている。「熱盛」といい「稲葉ジャンプ」といい、いろいろ攻めの姿勢を続ける『報道ステ』スポーツコーナーに、侍監督就任後も稲葉は出演を続けるのか? この点も、今後の大きな注目点になりそうだ。
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