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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 豊田真由子議員の夫が明かす苦悩
週刊誌スクープ大賞

「このハゲ!」と叫びながら近所の子どもが……豊田真由子議員の夫が明かした“苦悩”とは

 その松居一代を高級ホテルへ呼んで「独占告白」をさせたのは新潮である。しゃべった時間は6時間。一方的な彼女の毒舌を、よく耐えられたものだと、妙な感心をした。

 それだけ長きにわたってしゃべらせたのに、さほど目新しいことがないのは、新潮らしくない。

 いくつか挙げてみる。松居がYouTubeやブログで夫・船越を告発し始めたところ、船越の所属プロダクションである「ホリプロ」の顧問弁護士からテレビ局へFAXで、松居の話は事実無根であるといってきた。

 さらに松居がやっていることは船越へのプライバシー侵害であるから、「今後、本件動画及び、同動画中でなされている松居氏の発言、ブログ等の記載等を取り上げ、一方的な報道をなされることは避けて頂きたく、その旨通知する次第です」。

 こんなものは無視するだろうと思ったら、新潮によれば、フジテレビの『とくダネ!』、TBSの『ゴゴスマ』などいくつかは、FAXを受け取った10日と11日は松居ネタを一切取り上げなかったという。

 松居がハワイの不倫相手といっている人間と船越は不倫関係にはないと書いている女性セブンも、「ホリプロ」と結託していると、松居は口撃している。

 そのほか、ハワイの不倫相手とは別に、脚本家の大宮エリーが船越と深い関係にあると話している。大宮側は「事実誤認」だとしている。

 船越がつくった両親の位牌の命日がともに違っているそうだ。

「船越はご位牌一つ、ちゃんと作れないいい加減な男なんです」(松居)

 松居のDVに船越は長年苦しんできたという批判には、「船越と結婚してから一度も救急車など呼んだことはありません」と全否定。

 今回の告白の最大のものはこれだろう。船越が浮気できない理由として、糖尿病で勃起不全になっていることは何度も話しているが、もう1つは「彼、カツラですから。だからできないって思っていたんです。カツラだと、行為中に動くと、ズレちゃうでしょ?」。

 カツラを数十個持っているそうだ。今年1月に船越がロスへ行ったのは「自毛植毛」の手術を受けるためだったとバラしている。

 これだけプライバシーをバラされたら、二枚目商売は上がったりだろう。船越は松居が「顔も見たくない、声も聞きたくない。私が納得するような謝罪の仕方をしてくれた時には、すぐ別れます」といっているのだから、これ以上恥部をバラされないうちに、怖いだろうが、話し合ったほうがいいと思う。

 フライデーは、松居一代を匿った89歳のおばあちゃんを直撃。このおばあちゃん、松居が出ていくときパンツをプレゼントしたそうだ。

 だが、松居のやり方には違和感があるという。

「ただ、あの人……言葉がね。ちょっとストレートすぎるのよね。もう少し、柔らかく、丸味をつけてお話すればいいのにね……気持ちはわかるんだけど、ストレートに言い過ぎちゃうのよね。あんな騒ぎにならないようなアレ(やり方)だったらよかったんだけど」

 フライデーは、船越は、NHKの『ごごナマ』を10月の改変時に降板するかもしれないという。

 松居を名誉棄損で訴える準備をしているそうで、不倫を否定できれば名誉回復できるし、財産も半分確保できるからというのだが、そうなれば、松居の死に物狂いの反撃が始まるに違いない。くわばら、くわばら。

 現代は、「このハゲ!」で一躍時の人になった豊田真由子議員の夫(49)を直撃インタビューしている。

 夫は7歳年上で、東大から建設省(当時)に入省し、そこから派遣されてハーバード大学大学院に留学しているとき豊田と知り合ったという。

 帰国してから間もなく結婚して、十数年になるそうだ。現在は「内閣府官房企画官」の肩書。

 現代の直撃に「僕は公務員という立場なので今回の件についてお話しするのは適切ではない」とためらっていたが、少しずつ話し始めた。

「妻は、今精神的にすごく大変な状況だと思うんです。僕としては、妻は妻で『身から出たサビ』のところもあるのかなと思っています。
 ただし、子供が2人いるんですけど、親の立場として子供たちだけには辛い思いをさせたくないと思っています。そういう意味では、テレビ局の方が来られて自宅のピンポンを鳴らされたりすることがあるので、まずは子供のケアをしなくてはいけないと思っています。子供がおかしくなってしまうのが、一番辛いんです……」

 その気持ち、わかる。現在、妻は入院していて、子供のケアは彼がしている。妻は家庭的で優しい母親だという。

「妻は本当に家庭では優しい母親なんですけど、選挙命、家庭を顧みずという面もあります。
 ただ、今回のように秘書さんとトラブルになってしまったのは本当に申し訳ないと思っています。でも妻は政治に対して命を懸けてやっていたと僕は思っています」

 政治家として、相当なプレッシャーがあったのかという質問には、秘書の信じられないようなミスもあり、本人も悩んでいたという感じはあったが、こういうことになるとまでは思っていなかったそうだ。

 何度も子供を守るという言葉が出てくる。

「今は子供たちをケアすること、それだけが僕の役目だと思っています。学校でいじめられたりすることだけにはならないようにしたい。
 騒動以降、ここ3週間くらいは子供たちにテレビを見せないようにしています。学校ではちょっと言われることはあるみたいですけど。
 でも『ママは一生懸命、仕事一筋でやってきた』ということは子供たちもわかっています。正直、今は妻のことまでケアする余裕はありません」

 言葉から察すると、やさしそうで子煩悩のいい父親のようだ。豊田議員は、子供とこの夫のことを思い出せば、あんな暴言を吐くところまではいかなかっただろうに。

 命だった政治生命も風前の灯火である。埼玉県の彼女の事務所の前を、「このハゲ!」と叫びながら通る子供がいるという。

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