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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 松居一代の「7つの嘘」とは!?

松居一代に“7つの嘘”!? 船越英一郎が名誉棄損・偽計業務妨害で訴える可能性も……

 これには「音楽文化の根っこを弱らせる」と批判が強い。それはそうだろう。それにJASRACは、昨年度の徴収額は約1,100億円にもなり、これとは別に組織運営費が約140億円もあるのだ。

 だが、作曲家や作詞家の中に、分配金を受け取っていないという不満が充満しているという。

 ちなみにここの役員報酬は、文春によると、2,000万近くになるという。官僚や政治家とのつながりも深く、かつては文科省の天下りも受け入れてきた。

 会長の作詞家・いではくは、他人様のモノを使うときは敬意を払い、それに対して支払いをするのは当然。音楽教室など営利目的のところからは最大で2.5%の徴収をするだけだから、月3,000円のところが70円加算されるだけ。それで潰れるというのは理屈がおかしいという。

 だが、大きな力を持っているところは、大きな責任と公益性、情報公開が求められるはずだ。

 自分たちだけの私腹を肥やすために、あらゆるところから取り立てようというのは、何やらNHKと似ている。

 そのためには、すべての情報公開をきちっとやり、透明性を完全にすること、いうまでもない。

 困った輩といえば、フジテレビの日枝という人間もその一人だろう。フジテレビの業績が悪くなったため、社長を辞めさせ、自分も会長を退き、取締役相談役に退いた。

 これで日枝時代は終わりを告げ、新体制でどん底まで落ちたフジを回復させるために動き出すのかと思っていたら、文春によると、そうではないというのである。

 それは、新社長は前社長より10歳以上も年上で、この人間は、日枝の秘書室長をかつて務めていた。

 また、新会長も日枝社長時代に秘書室長を務めていたというから、なんのことはない、自分の傀儡を立てて、裏で院政を敷くというのである。

 7月3日、フジテレビ本社22階の「フォーラム」に1,000人近い社員を集めて、宮内新社長は、冒頭、日枝の功績をたたえ、これからは日枝取締役相談役を「代表」とお呼びすると高らかに宣言したというのだ。

 今フジに求められているのは、日枝体制で澱み切ったフジの悪習を断ち切り、もっと自由な発想で番組作りができるようにすることであるはずだ。

 老兵は消え、清新な才能を伸ばせるようにしなければ、フジの将来はない。私はそう思うのだが。

 ところで、病院に逃げ込んだ豊田真由子議員だが、告発した元秘書が出した被害届を朝霞署が受理した。

「相手は代議士でもあり、捜査1課も加わって暴行と傷害容疑での捜査を慎重に進めています」(埼玉県警担当記者)

 元秘書の方は、示談に応じることは考えていないというから、略式起訴で罰金刑が科せられると、元東京地検特捜部副部長の若狭勝代議士が話している。

 結論が出るのは年末になりそうだというが、その頃にはまた、豊田センセイの絶叫が歳末の街に流れることであろう。

 ところで、財務省の佐川宣寿・理財局長(59)が国税庁長官になるという人事が話題を呼んでいる。

 佐川は学校法人「森友学園」への国有地売却問題の担当局長として、国会で追及されても「不当な働きかけはなく、記録も残っていない」などとのらりくらりとした答弁を繰り返して批判を浴びた。野党からは「森友問題の功労者として『出世』させたのではないか」との批判も出ていて、納税者の理解を得られるのか、疑問が出ている。

 新潮によると、この新国税庁長官は、財務省の内々で作っている「嫌な奴リスト」で西前頭6枚目にあり、そのパワハラぶりはつとに有名らしい。

 国税OBがこう話している。

「次長時代、佐川さんからの部屋からは何度も怒鳴り声が聞こえてきましてね。担当者が説明に行き詰まると、豊田真由子議員ばりに野太い声で、“お前の説明、わかんねーんだよッ”と罵声が飛んでくる。別の案件で居合わせた職員にも、“で、なんでお前はココにいるんだよ!”とドヤす場面もあった。気に入らないことがあると雷が落ちるから、皆、萎縮しながら仕えていました」

 上にはペコペコして、黒いものを白だといえといわれれば、その通りにいうだけの無能な役人だが、部下には、そのうっ憤を晴らそうと、居丈高になるのであろう。いるよな、こういうヒラメで嫌な奴ってどこにも。

 少し目先を変えて、AERAをのぞいてみよう。このところAmazonのことをあちこちで取り上げている。

 これはアメリカのAmazonだが、137億ドル(約1兆5,300億円)で自然食品スーパーマーケットチェーンのホールフーズ・マーケットを買収する計画を発表した。

 もはやAmazonは本や家電、薬品、雑貨だけではなく、スーパーの分野でも世界一を目指そうというのである。

 だが、アメリカでは、リアルな大型書店をつくったことでも話題を呼んでいる。

 AERAによると、それはニューヨークのマンハッタンに近いアマゾンブックス。書店にしてはすごい混みようで、店内では皆がスマホを手にしている。

 アマゾンのカメラアプリを開いて本のカバーを撮影すると、本の正札と「アマゾンプライム会員」である場合の値引き価格がすぐに表示される。

 アジア系の父子は、Amazonの人工知能スピーカー「エコー」のところへ行くと、店員を質問攻めにしたという。

「エコー」か。私も買いたいな。日本でも話題の本、『ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち』(光文社)は、正札は27.99ドルだが、プライム会員は12.59ドル。

 アプリに登録しておけば、クレジットカードですぐに買える。買ったものが重い本なら、配達もしてくれる。

 Amazonが得意な、本を買おうとすると、こんな本もありますと表示してくれる。スマホさえあれば、何もいらずに買い物ができる。実物の本を見て、プライム会員になれば大幅な値引きがある。

 日本ではまだ「再販制度」があるから、このような値引きはできないが、書店の新しい形として、こうした大型書店が東京などにできれば、話題にはなるだろう。

 書店の閉店が続く日本では、こんなものができれば紀伊国屋なども危ないかもしれない。早急に、新世代の書店づくりをみんなで真剣に考えるときである。

 新潮が、テレビ討論に出ている政治家たちの発言を採点している。一番評判が悪いのは二階俊博幹事長で、活舌が悪く聴き取れないし、内容がまったくつまらないと最低点。

 歯切れのよさでは、共産党の小池晃書記局長。加計学園問題については、「こんなデタラメで、こんなに姑息で、こんな卑劣な逃げ切り方って、許してはいけないと思いますよ!」と鋭いところが評価され最高点。

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