ベッキー、ローラ凋落で新ハーフ女王へ! 滝沢カレン、大いなる可能性への期待
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7月16日の『ニノさん』(同)でも、引きこもりがちでゲーム好きで知られる嵐・二宮和也を「趣味在宅」と評し、話題を呼んだ。
さらに、滝沢の「ヘンテコ」なワードセンスは、ニュースバラエティ『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)で花開いた。ここでは毎回、絶品グルメのナレーションを担当しているのだが、スタッフはぶっつけ本番で彼女に原稿を読ませている。しかも、漢字にはルビなど振られていない。案の定、「常連」を「つねれん」、「老舗」を「ろうほ」、文豪を「ごうもん」、また「蜘蛛」をなぜか「ちょうちょ」などと読み間違う、奇跡の失態ぶりを続けている。
真骨頂は、調理の工程を、ナレーションやメモも一切なく実況している場面だ。穴子天丼を作るため、職人が穴子を包丁で手際よく切り裂くシーンでは、「あっという間に、血も涙もないかのように切り裂いていきます」。ゆでた稲庭うどんを水でしめているときは、「今まで嫌だったことをすべて水で洗い流し」などアドリブ解説している。
■最近は「食レポ」「即興ソング」「朗読」も
そんな滝沢に「食レポ」をやらせようと考えたのが、名古屋のローカル番組『本能Z』(CBCテレビ)だ。あるロケでは開口一番、「名古屋のみなさーん、何してますか? 滝沢カレンです」と始まり、取材先のパンケーキ店に入るや「いろんな人がいます」とレポート。さらに、紫芋のパンケーキを食べた途端、「ラーメンで例えるんだったら塩ラーメン」と評し、店主に「なんでこんなの作ろうと思ったんですか?」と、丁寧な口調でケンカを売るという高度な芸当を見せた。
ほかにも、『しゃべくり007』(日本テレビ系)では、「出演した今の気持ちを歌にして」と、くりぃむしちゅー有田哲平に振られ、即興でオリジナルソングを披露したり、4月からはEテレで『NHK高校講座 あらためましてベーシック国語』に出演し、名作を朗読している。
このように、ローラが切り開いた「おとぼけでかわいいハーフ」という同じ道を歩きつつも、四字熟語、ナレーション、実況、食レポ、即興ソング、朗読と、変な日本語をさまざまな切り口でアレンジ。さらに、スタッフやタレントからの「無理難題」にも堂々と応え、「いじられハーフ」という新たなポジションを獲得した滝沢カレン。今後の可能性に期待したい。
(文=都築雄一郎)
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