船越英一郎を前に、ホリエモンが次々と爆弾投下! NHK『ごごナマ』に漂う緊張感
#NHK #堀江貴文 #ホリエモン #船越英一郎 #松居一代
■ホリエモンの口撃に、“2時間ドラマの帝王”は……
そして、番組は後半戦へ突入。このタイミングで行われる「船越のクエスチョン5」は、“聞きにくいけど聞いてみたい”質問を船越がゲストへ直撃する名物コーナーである。
第1の質問は、「想像通り、豪邸に住んでいる?」。この問いに「NO」と即答する堀江氏。彼が“家”を持たずにホテルを転々とする生活を送っているのは、すでに有名だ。理由は、いくつかあるらしい。まず、「家があると、物がたまってしまう」。また、“マスコミ対策”もある。
「たまに『週刊文春』の“文春砲”が飛んでくるんで、家が特定されると面倒くさいんですよ」(ホリエモン)
思わず、こちらがヒヤッとしてしまう。松居がYouTubeにアップした「週刊文春は私を騙した」という動画は記憶に新しいが、文春は松居側と船越側の両陣営へ取材をした貴重なメディア。今の船越にとっては耳当たりの良くない雑誌名だと思われるが、ホリエモンはお構いなし。
一方の船越は、海千山千。「わ~っと報道陣が来ると、ご近所にもえらい迷惑にもなりますし」と、クールな表情でコメントして受け流そうとする。だが、ホリエモンはまだいく。「えらい迷惑になっちゃうんです(大苦笑)」と、この日にしては珍しく高いテンションで笑みをこぼす彼の態度には、やはり勘繰りを入れざるを得ない。あのホリエモンが、ワイドショーやネットニュースで日々報道され続けている“松居一代問題”を知らないとは思えないのだが……。
続けて「まだまだ結婚はあきらめていない?」という問いが投げ掛けられたが、当然のように「NO」と即答するホリエモン。彼は「結婚は要らないです。もう、結婚はおなかいっぱいです!」と、苦笑を浮かべながら断言している。
「1回結婚して離婚したんで。いや、大変ですよ!」「それがまた週刊誌のネタになっちゃうし」と、ウンザリした表情で結婚への拒否反応を見せたホリエモンであったが、いま本当に愚痴をこぼしたいのは、どう考えても船越のほうのはず。だが、やっぱり船越は海千山千。「結婚は要らないんですか!?」と、何食わぬ顔でリアクションしている。“2時間ドラマの帝王”の異名にたがわぬ、名演技ではないか。
■『ごごナマ』で一皮むけた!?
テレビ界から生番組が減って久しい昨今。「撮れ高」なる言葉があるが、面白い場面を確保しやすい収録番組が多くを占める今の状況は、クオリティを確実なものにしたい作り手側の意思が反映された結果だろうし、加えて“守り”の姿勢へ寄った表れだと感じなくもない。
そんな今なのに、しかも、よりにもよってこんな状況で、生番組(しかも帯番組!)に出続ける船越。視聴者の“オカズ”になりそうな仕草をたまにチョイ見せし、デリケートワードを受け流し、全国の野次馬(視聴者)からの視線と対峙し続けるハートの強さは、想像を絶する。
御年56歳ですでに大御所の船越だが、『ごごナマ』で完全に一皮むけた感がある。「今、このスリリングなプログラムを見ないで、何を見るんだ!」と、レコメンドせざるを得ない。ちなみに7月6日に行われた定例会見において、NHKの上田良一会長は、船越から降板の申し出がなかったことを明かしている。
(文=火の車)
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