“ぱいぱい美ゆき”でブレーク間近も……女優・児島美ゆきに注がれる「冷たい視線」
#高倉健
「児島美ゆき」という名前を聞いて「あー、あの人ね」とうなずくのは、若くても40歳以上だろうか。その児島が、6月17日放送の『有吉反省会』(日本テレビ系)に出演したことで“プチブレーク”の兆しを見せているが、一筋縄ではいかないようだ。
番組で児島は「65歳にもかかわらず、自慢のGカップをアピールしまくっている」ことを反省。1970年代に出演した映画・ドラマシリーズ『ハレンチ学園』で知名度を上げ、名作ドラマ『北の国から』(フジテレビ系)にも出演。基本的に色気ムンムンの役柄が多かった児島は、番組出演者の前でも自慢の胸を散々アピール、みそぎとして「ぱいぱい美ゆき」への改名を命じられた。実際、事務所のHPや児島のオフィシャルブログは、「ぱいぱい美ゆき」に改められている。
これだけキャラが際が立っていればバラエティ番組から声がかかるのは時間の問題だが、業界内には彼女の“復活”に顔をしかめる人も。それは、2014年に亡くなった高倉健との関係だ。映画関係者が語る。
「高倉さんが亡くなった時、『週刊現代』(講談社)が児島美ゆきのインタビューを掲載。児島は、高倉さんとの関係について『彼を恨んで恨んで、恨み続けてきたんです』『私を振った、ひどい男』などと語っていました」
高倉といえば、言わずと知れた国民的スター。一方、プライベートについてはほとんど語らず、私生活が謎に包まれていたことでも知られているが、そういう“健さん”のプライベートのデリケートな部分をペラペラと話す児島に、一部の映画関係者は怒りを抱いているという。
「週刊誌では、児島は“初めて結ばれた夜”や『膝枕をしてあげたら、高倉が“こんな幸せでいいのかな”と泣きだした』など、高倉さんのイメージを壊しかねないようなエピソードまで暴露していたんです。国民的スターの死にみんなが悲しんでいる時に、誰も知りたくないような裏話をペラペラ話したことで、映画関係者はあきれ顔でした。もちろんあれだけの人ですから、高倉さんがモテないわけはありません。けれども、相手が亡くなってしまったから話していいわけではなく、男女の色恋沙汰は墓場まで持っていけばよい話。“売名行為”のレッテルを貼られても仕方ありません」(同)
本人が私生活を語らなかった以上、「人間・高倉健」を知るには周りが証言するしかないが、カリスマ的な人気を誇り、男が惚れる男だったのが高倉。今後、児島がバラエティでブレークする可能性はあるが、高倉の名前に泥を塗った児島が画面に映るたびに、苦々しい思いでそれを見つめる人間は、確実に一定数存在するようだ。
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