ザ・グレート・サスケが芸能界、プロレス界をメッタ斬り! 元SMAP、小出恵介、須藤凛々花、濱松恵、大仁田厚……そして成宮寛貴氏
#インタビュー
サスケ ないでしょうね。私はもう団体の中身にはタッチしてないんですが、現在の経営陣も、そこは引き継いでやっていくでしょうね。それこそが、プロレス業界における差別化であり、存在意義だと思います。
――設立当初は、盛岡に拠点を置いて、東北以外には基本的に出て行かない。「みちプロが見たければ、東北に見に来てください!」というスタンスでした。それでは、存続は難しいのではないかといった意見も多かった。しかし、後発のローカルプロレス団体もありましたが、25年も存続できたのは、やはりサスケさんの経営手腕が大きかったのでは?
サスケ いやいや、そんなことはないですよ。我々がラッキーだったのは、東北という土地だったからですね。これが北海道や沖縄では、難しかったと思います。東北は、東京から近くもなく、だからと言って遠すぎず。その距離感がちょうどよかったんでしょうね。
――2011年3月11日の東日本大震災の際は、道場も被害を受けたでしょうし、興行も打ちづらくなった。みちプロが受けた被害は小さくなかったと思いますが……。
サスケ 当時もう私は経営から離れていましたので、詳細な内情は把握していないんですが、相当大変だったようです。ザックリ計算すると、2,000万円ぐらいの損害があったようです。震災の後のゴールデンウイークとか夏に、大きな被害を受けた沿岸地区での興行を予定していましたが、すべてできなくなりました。震災直後に、毎年恒例の出稼ぎシリーズがあって、九州に行ったんですけど、たくさんの義援金をいただいたのが印象に残ってます。すごく感動しましたね。義援金は宮城県と岩手県に寄付させてもらいました。
――ところで、サスケさんと何かと縁がある大仁田厚さんが、いよいよ10月31日で引退します。かねて、サスケさんは「もう1度、大仁田さんと過去最大規模の電流爆破デスマッチをやりたい」と発言されていましたが、その気持ちに変わりはないですか?
サスケ 変わらないですよ!
――残された期間はあと4カ月。リミットが迫っていますが、気持ちを伝えるようなことはされたんですか?
サスケ 大仁田さんとは芸能の所属事務所(アルファ・ジャパンプロモーション)が同じですから、事務所を通じて、伝えてはいるのですが……進展はないですね。アクションをどう起こすか、自分の頭の中で描けていないですね。もう日程的は、かなり試合も決まっているでしょうからね。だったら、引退までにできないなら、逆に「次の大仁田さんの復帰戦の相手はオレだぞ!」と名乗りを挙げたいですね(笑)。復帰戦で史上最大規模の電流爆破をやりたいですね。
――大仁田さんも「今回は本当に引退」と言っていますから、難しいとは思いますが……。仮に、大仁田さんとの電流爆破が、もう1度実現したら、やはり岩手での開催にこだわりますか?
サスケ ハイ。ただ、その一方で、1994年、2003年にやった電流爆破は2回とも岩手でしたから、岩手でやりすぎた感もありますし、そこまでこだわってないですね。だったら仙台でもいいですし……。東北にはこだわりたいと思います。
●ザ・グレート・サスケ
1969年7月18日生まれ、岩手県盛岡市出身。高校卒業後、プロレスラーを目指して上京し、90年3月1日、後楽園ホールでのユニバーサル・プロレス旗揚げ戦でデビュー(当時は素顔)。メキシコでの修行を経てマスクマンとなり、92年8月より現在のリングネームを名乗る。同10月に独立し、みちのくプロレスを設立。以後、同団体のエースとして君臨し、“東北の英雄”と呼ばれる。また、団体枠にとらわれず、日本プロレス界の“ジュニアの雄”として活躍。2003年3月には、岩手県議会議員選挙の盛岡選挙区に出馬しトップ当選を果たす。現在はみちプロ経営の第一線から退き、会長職を務める。獲得タイトルはジュニア8冠王座、IWGPジュニア・ヘビー級、IWGPジュニアタッグ、東北ジュニア・ヘビー級、東北タッグ、UWA世界ウエルター級、インディペンデント・ワールド世界ジュニア・ヘビー級など
●ザ・グレート・サスケ公式ブログ
http://ameblo.jp/thegreatsasuke/
★みちのくプロレス試合日程
http://www.michipro.jp/schedule/index.html
●取材協力
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