「私、焼きそばさんと結婚します!」って言ってしまいそうな“アレ”が乗った焼きそば
#グルメ #珍級グルメハンター
どうコレ、すごくない?
カレシのマンションにお泊まりしたのが週刊誌にバレちゃったので、ステージで「結婚します!」って言わされちゃった国民的アイドル級に、スゴいでしょ!?
静岡の「富士宮焼きそば」や、秋田の「横手やきそば」、新潟の「イタリアン」に代表されるように、B級グルメオタにとって「焼きそば」といえば、毎日でも会いに行きたいアイドルである。そんなアイドルに、違和感たっぷりのアレが乗っかっちゃったメニューを、アキバのお隣の外神田で発見した!!
さてここで問題です。上写真の焼きそばの真ん中に鎮座しているのは何でしょう?
日の丸弁当ならぬ、日の丸焼きそばのでっかい梅干し!?
ちがうちがう! 目を細めてよーく見て、よーく見て……。
そう、「ピンズの1」ではなく、湯むきしたトマトなのだ!
そもそも、焼きそば+トマトというレシピ自体、あまりメジャーとは思えないが、トマト丸ごと1個って……。さらに、それを乗せただけって……。これぞまさに、B級グルメオタを裏切らない『珍級グルメ』ではなかろうか。
そのメニューと出会えるのは、地下鉄馬喰横山駅から徒歩5分ほどのオフィス街の路地に、ポツンとある中華料理店だ。週末の夕方に訪れると、多くの企業は休みのはずだが、それでも会社帰りと思しき男女数組が、料理を楽しんでいた。
筆者が注文したのは、餃子とイチ推しの「エビとトマトの両面堅焼きソバ」。そして約10分後、餃子に続きトマト焼きそばが着皿した。
どうよ、この威風堂々たる湯むきトマト様は。頭にパラパラと降り注いでいるのは粉チーズである。立派なかた焼きそばの座布団に、“でん”と鎮座したトマト様のカワイイ顔に見惚れていると、ニコニコ笑顔の中国人の女将さんが食べ方を教えてくれた。
「トマト、スプーンデコウヤッテ(十文字に)切ッテ食ベテクダサイ」
予想通りの食べ方だが、それには一抹の不安も。トマトから溢れ出る汁で、焼きそばの味が薄まってしまうのではないかという……。
そう思いつつ、恐る恐る箸とスプーンでトマトに切れ目を入れる。と案の定、“ジュワワー”っとばかりに、トマトの果汁がパリパリのかた焼きそばの上に滴り落ちるのだった。
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