今野浩喜、俳優として──「俺を使うと、センスいいなと思われるんですよ」
#インタビュー #今野浩喜
今野 作品……とはあんまり関係ないかもしれないですけど、俺『ボクらの時代』(フジテレビ系)にすごい出たいんですよね。
――ああ!!
今野 毎週録画して見てますね。『ボクらの時代』は。
――どなたと一緒に出たいですか?
今野 そうだなぁ。松尾諭さんと野間口徹さんと(笑)。
――次世代を担うバイプレーヤー3人! 『ボクらの時代』は基本フリートークですよね。
今野 そうなんですけど、毎週見てる身としては、流れがありますよ。だいたい番組の半分くらいから急に恋愛トークが始まるんです。本当にね、回によっては「なんだった、この30分」っていうのがあるんですよ。朝の時間に、この人たちを見れるというだけの回が。話の内容ではなく。
――分析してますね(笑)。
今野 あと、見てると飲み物の量がすげぇ上下するんです。おそらく編集で、すげぇ順番を入れ替えてる。自分が出るときは、そういうところは気を付けていきたいと思ってます。氷多めの飲み物、やっぱ水ですね。そうすれば、かさが変わらないから。
――昔、何かで「ケツメイシのPVに出るのが夢」とお話しされていたことありましたよね。
今野 言いましたっけ……そんなこと。でもPVっていうものへの憧れはすごくありますよ。でも全然そういう話はきませんね。
――だって今野さんがPVに出たがってるなんて、誰も想像すらしてないと思います。
今野 そうなのかなぁ。いや出たいですよ。あと、これ、大体の作品に対しても思ってますけど、俺を使うと、たぶんセンスがいいと思われるんですよ。
――(爆笑)
今野 キャスティングの人がね、センスがいいと思われる。俺にカッコいい感じの役を振れば「そういう使い方か!」って言われる。その人が得をすると思うんですよ。今、俺は年齢的にもブサイクとカッコいいのはざまにいると思うんです。カッコいい使い方をしても全然悪くはないです。自分では言いたくないですけど。
――今までで一番カッコいい役はなんですか?
今野 『ミエリーノ柏木』(テレビ東京系/13年)ですかね。タカハタ秀太監督だけは昔から俺のことをそういう風に使う人なんですよ。『原宿デニール』(15年)とかも。
――正直、俺の使い方わかってねぇなと思うときもありますか?
今野 そうは思わないですけど、台本見て「あ、そっちの使い方ね」「賑やかしのほうね」「ああ、死ぬ系ね」「振り返ったらブサイクだった系ね」とか、パターンはいくつかあります(笑)。でもどれも間違った使い方ではないと思います。それだけ俺に幅があるだけで。
――(笑)
今野 よくも悪くも、高倉健さんは一つしかできないですし。
――高倉健さんが賑やかしすることないですもんね。
今野 後ろのほうでワーワー言ってる高倉健さん、ないですよね。
――でもPVは、これ書いたら絶対オファーきそうですね。
今野 今いい時期です。もうちょっと売れちゃうと当たり前になっちゃうから。
――「売れたい」みたいな気持ちはありますか?
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