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NHKだけは絶対に許さない!? 小出恵介への“賠償金請求”は、本当にされるのか?

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 俳優の小出恵介が6月8日、17歳少女との飲酒・不適切な関係を認め「無期限活動停止処分」となった。それを受け、10日スタートだったNHKの主演ドラマ『神様からひと言~なにわ お客様相談室物語~』は放送中止に。ほかにも、出演予定だった7月16日スタートのドラマ『愛してたって、秘密はある。』(日本テレビ系)も降板、榮倉奈々、安田顕のダブル主演で来春公開予定の映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』については公開中止を含め、現在協議中。CM出演中だった「マウントレーニア」(森永乳業)も、契約を解除された。

 これによって生じる損害賠償金は億単位といわれる。これまでもタレントの不祥事のたびに巨額の「違約金」「賠償金」問題が報じられてきたが、果たして実際に支払われているのだろうか? テレビ関係者が意外な実情を明かす。

「通常、ドラマやバラエティの降板で賠償金を請求することは、ほとんどありません。そこはあくまで“貸し”ということで、今後、同じ事務所のタレントを使う際のギャラなどで相殺されたりします。CMだけは契約に違約金がうたわれていますが、広告代理店側も事務所側との付き合いがあるので強く言えません。ましてや、小出の所属先は大手のアミューズです。福山雅治やサザンオールスターズら、大物が多数所属していますから。請求額は、せいぜい100万円くらいがいいところじゃないでしょうか」

 しかし、唯一、賠償金の支払いをを免れ得ない可能性があるのがNHKだという。

「NHKは受信料で番組が制作されています。外部からドラマの制作費がいくらだったか請求されれば、開示する義務がある。NHKとしても『賠償請求しないのであれば、受信料は支払わない』といわれる恐れがありますから、なあなあで済ませることができない。今回、放送中止になったNHKドラマの6話分の賠償金は2~3億円とみられており、NHKサイドも『契約にのっとり、所属事務所と協議を行う』と、きっちり請求する姿勢を見せています」(同)

 バラエティが主戦場だったベッキーと比べると、小出の代償は、はるかに大きくなりそうだ。

最終更新:2017/06/21 12:00
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