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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 『孤独のグルメ 』謎の女が気になる

ゴローちゃんの過去の恋が次々と暴露……謎の女・ジョセフィーヌが気になる『孤独のグルメ Season6』第9話

 続いてやってきたのは、サルシッチョンのレヴェルト。なんのこっちゃわかりませんが、イベリコ豚のサラミとキノコのとろとろ卵炒めということで理解すればよいようです。

「あっこれはおいしい。塩加減が絶妙」
「トロトロ卵にサラミとエリンギの食感そこに黒胡椒。このレヴェルト……レベル高いんじゃないの?」
「マドリッドあたりの朝食こんな感じかな?」

「このレヴェルトレベル高いんじゃないの?」なんて、セリフが吐けるのもゴローちゃんのダンディズム。ちゃんと、パンに乗せて食べるあたりがゴローちゃんのテクニックです。

 ここで、さらにニンジンサラダも追加注文しちゃうゴローちゃん。だって、隣のテーブルに運ばれてきたそれは、ニンジンを千切りにしたもの。いや、その赤さがうまさを徹底的に主張しているワケですから。思わず注文しちゃいますよね。

 そこにさらに、追加はこちらタラのアリオリソース焼き。

「トマトの舞台でタラがフラメンコを踊っている。情熱的な光景だな。そそるぞ……そそるぞ……」
「うわぁ、このトマト旨み吸いまくり大会」
「タラとの組み合わせが、まさにスパニッシュギターとダンサー」
「超絶うまし。アリオリソースのオーブン焼き。旗の台にアリオリハベリイマソカリ」

 そんなに満足しているくせに、さらに子ども連れのテーブルに運ばれてくる魚介のパエリアを見て「おお~。あれぞ、ザ・パエリア」と、ゴローちゃんの食欲は止まる気配がありません。

 そこへやってきました。ニンジンのサラダとサルスエラ。サルスエラとは、いわばエビや貝がたっぷり入ったブイヤベースのスープ。

「ブイヤベースって、名前からしておいしそうだが見た目もそれを裏切らない」
「お~、味も見た目を裏切ってないぞ。ヒヒヒヒといううまさだ」
「地中海のエキスが凝縮されている。日本の海とはまた違う栄養滋養を感じる」
「ここでタラかぶり。でも、まったく問題なし」

 貝などは手で摘まんで食べるゴローちゃん。安心してください。だいたいのスペイン人とかも、こういうのは手を使って食べますから、マナー違反じゃありません。まだまだ残っていたパンをスープに付けて「ねっ、おいしいよね、これ。このおいしさ世界共通だよね」。ニンジンサラダもほおばって「あ~、これはみんな頼むはずだ~、横にあるとうれしい味」。

 ここで唐突に挿入される演出が、子ども連れのテーブルでの「ハッピーバースデートゥーユー」の歌声とケーキカット。子どもの時からこんなおいしそうな店で慣らされているなんて、うらやまし!!

 でも、注目すべきは、そんな様子を見もしないで、手づかみで「う~んエビうまし」とやってるゴローちゃんです。

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