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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 『あなそれ』まさかのカミングアウト

山崎育三郎がまさかのカミングアウト! TBS系『あなたのことはそれほど』最終回目前にして視聴率下落

 美都と光軌は、久しぶりに再会。関係が始まったバーで、最後の会話をします。運命の再会に夢見心地だった1話とは違い、お酒の力を借りない美都。そのときに初めて、今までしなかった互いの伴侶や家族の話をし、お互いの帰るべき場所があることを認識。2人は別れます。含みのある美都の表情から、これが最後の別れになるのでしょう。

 このドラマのすばらしいと感じる点は、男女間の不倫に、小田原という複雑なキャラクターがいるところ。性的少数者の結婚や恋愛に触れ、さらにその葛藤を描いています。

 涼太に思いを告白するシーンで「俺なんかどれだけ正しく生きていても報われない」「結婚なんて贅沢。望みもしない」と言います。この叫びに心を打たれた人もいるはず。性的少数者の小田原だからこその台詞だし、一方で同ドラマのテーマである不倫にも共通する言葉ではないでしょうか。

 というわけで、残る問題は“ゲス不倫”が原因で壊れてしまったそれぞれのパートナーとの関係修復。次回予告で、美都は涼太を選ぶさまが描かれているし、「実家に帰る」とのメモ書きを残した麗華を連れ戻すため、光軌は奔走する模様。胸くそ悪い展開ばかりの同ドラマでしたが、真っ当なラストが待っているようで、最終回は晴れやかな気持ちにさせてくれそう。いや、させてくれ!
(文=どらまっ子HAYAちゃん)

最終更新:2017/06/14 22:30
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