石田スイ氏『東京喰種』の大ヒットは「アニメのおかげ」!? 実写映画には松竹の期待がかかりまくり状態!?
7月29日に公開を迎える実写映画『東京喰種 トーキョーグール』(集英社/以下、『東京喰種』)。
原作は2011年から「週刊ヤングジャンプ」(同)にて石田スイが連載をスタート。14年にTVアニメ化、15年に第2期シリーズも放送。同年には舞台化、さらに今月は続編が上演予定で、原作コミックは累計発行部数2,200万部を突破した人気作だ。
それだけに昨年実写映画化が発表された際には、賛否両論の声が挙がったが、主人公・カネキ役の窪田正孝のキャラクター画像が解禁されると「めっちゃカネキ君じゃん!」など、原作ファンの支持者も増加(参照記事)。一方でヒロイン・霧嶋董香役の清水富美加が所属事務所を離脱したりと、公開までに紆余曲折があった『東京喰種』。
そんな本作のキックオフイベントが今月2日に開催されたのだが、さまざまな“大人の事情”が垣間見える場にもなっていたという。
「イベント冒頭、プロデューサーの永江智大氏が、『カネキくんの等身大の姿に心を打たれるものがありました』と原作を読んで感動したこと、『ぜひ実写化したいという気持ちが日々高まって、プレゼンさせていただいていて』と、実写化に至る経緯を熱く語っていました。
本作は松竹が自社企画・制作・配給を一手に務めた作品ですが、同席していた同社の大角正常務は、『映画興行界の全体のなかで1つのポジションを得たいと思っています』『いま松竹の目標にしているのは本年度の邦画のベスト5に入ることを狙っています』と、かなり『東京喰種』に期待をかけているようでした。公開前からすでに23カ国での上映決定もしているそうなので、この強気発言の元になったのかもしれません」(ワイドショー関係者)
それだけの期待を背負っているだけに、“お金”がかかっている感じが伝わってくるようなこともあったそうで……。
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