児童買春で逮捕の“栃木のプリンス” 「女子高生好き」に地元ファンクラブが大ショック!
#事件 #演歌
当時16歳の少女にわいせつな行為をした児童買春・児童ポルノ禁止法違反などで、歌手の宇都ノ宮晃(本名・大友勝二)容疑者が逮捕された。ホテルの専属歌手として一部で話題を集め、本人は『NHK紅白歌合戦』の出場を目標としていたが、まさかの未成年淫行。宇都ノ宮容疑者を雇っていたホテルや、私設ファンクラブの運営者らは困惑を隠せない様子だ。
栃木県那須塩原市にある「ホテルニュー塩原」の専属歌手である宇都ノ宮容疑者は「栃木のプリンス」と呼ばれ、その歌謡ショー目当てで宿泊する人々が多いほどの人気者。氷川きよしと比較して「キヨシよりアキラ」なる垂れ幕を持参するファンもいたほどだった。
しかし、6月5日にホテル支配人で自ら「晃ちゃんの相棒」と名乗っていたマネジャーが「急なお知らせですが、晃が体調不良の為 体調が完全に良くなるまでの間 ショーを休演とさせて頂きます」とブログ(現在は削除)で案内。ファンを騒然とさせていたが、休演の真相は逮捕だった。
宇都ノ宮容疑者は3月、東京都渋谷区内のホテルで、16歳だった高校1年生女子に現金4万円を渡してわいせつな行為をし、その場で履いていた下着を買った疑い。
きっかけは、ネット掲示板で女子高生が「使用済み下着売ります」と書き込み、宇都ノ宮容疑者が「高校の制服を持ってきてほしい」などと連絡。そこから買春に発展したようだが、同掲示板は売春の温床にもなっていることから、警察にマークされていた。調べに対し、宇都ノ宮容疑者は「仕事のストレス解消のためだった」と、容疑を認めている。
ファンからは「相手の女性がカラダを売ることに慣れていて、晃ちゃんを誘惑した」なんて擁護も聞こえるが、警察関係者は「相手を女子高生だと認識していたたはず」とする。
宇都ノ宮容疑者は各地に私設のファンクラブができるほど女性人気が高かったが、そのクラブのひとつに連絡を取ってみると、運営者も大きなショックを受けていた。
「一番怖いのは、逮捕で活動がなくなってしまうことですけど、女子高生が好きだったっていうのも大きなショック。カレは前に『僕はストライクゾーンが広いから、年上の女性も好き』と言っていたんです。私たちはいま14名のメンバーがいますが、平均年齢は54歳。だから、44歳のカレでも『プリンス(王子様)』と呼べたんです」
5年前からホテルの専属歌手となり、連日200人ものファンが詰め掛ける地元の有名人となっていた宇都ノ宮容疑者。その話題性からメディアにもたびたび出演し、2015年にはシングル「俺は男だ」(キングレコード)でメジャーデビューも果たし、地元紙に「紅白出場が目標」と語っていた。その現象はTBS系の人気番組『マツコの知らない世界』にも取り上げられたほどだったが、皮肉にもその知名度を最も広げたのは今回の事件だ。
地元の観光業者は「普通の歌手だったら罪を償って復活できるかもしれないけど、彼の場合はホテルとセットだったので、ホテルが犯罪者を使うことは難しいのでは?」と再雇用の見通しが暗いとする。
「あのホテルは『歌手がノーギャラで楽屋に寝泊まりして、食事は客のバイキングの残り』だとか宣伝して、ショーで売る1本500円のレイを歌手の首にかけることがカレの収入になるとか言って、購入を煽っていたんですよ。もうそんな商売はできませんね」(同)
このまま人気を維持していれば、全国区のスターも夢ではなかったのだが……。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)
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