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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 『あなそれ』東出昌大は狂った夫?

またもや視聴率上昇! “ゲスの不倫劇”『あなたのことはそれほど』東出昌大は、いい夫? 狂った夫?

 誰もが怪しい状況の中、事件が起こりました。渡辺夫妻の住むマンションに美都の不倫を告発するビラがばらまかれ、残り2回はその犯人探しが中心のサスペンスになりそう。

 それにしても、このドラマ本当に胸クソ悪くなりますね。男性と女性で感想が分かれそう。“危ない恋愛”とでも言いましょうか、テーマの不倫の経験がない人ある人でも意見が割れそうです。筆者は、やっぱり波瑠演じる美都と家庭を持ちながら関係を続ける光軌が、最低でろくでなしにしか見えないんです。しかし、涼太が“狂気じみたおかしな男”として描かれている。6話では、一度関係が壊れた夫婦間を修復するために涼太が提案したルールを「窮屈なルールを押し付ける男」として描かれているし、離婚届を破棄するさまを不気味な雰囲気で演出されています。一方の美都は、帰宅するや開口一番「(離婚届を)書いた?」しか言わないし、嫌な感じ。

 不倫を賛美するとまでいかないけど、不倫は悪いことじゃないんだよってメッセージを受け取ってしまいます。いやいや、あんたらがおかしいよ、涼太はいい旦那なんだよという一部の世間の声の代弁者として飯田というキャラクターがいると思うんですが、やっぱり見ていてしゃんとしない方もいるはず。モラルを無視して恋愛に没頭する人って多いんですかね?

 一方で、あまり出番のなかった美都の同僚・森瑠美(黒川智花)が結婚。どんな人かとの美都の問いかけに、こう返しています。「一番長く好きでいられそうな人」と。もし、登場人物たち全員が、“一番好きな人”でもなく“二番目に好きな人”でもなく、“一番長く好きでいられそうな人”を選んでいたら……となんとなく思ってしまいました。
(どらまっ子HAYAちゃん)

最終更新:2017/06/07 22:30
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